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Los Angeles <KODAK Proimage 100>

CIneStill 400D、富士フィルム Superie X-TRAに続いて、KODAK Proimage 100です。このフィルムを使うのは初めてです。第一印象としては、とても柔らかい雰囲気を描写してくれる汎用性が高いフィルムでした。ライカのレンズとも相性が良いと感じ、個人的には富士フィルムよりも好みです。また、ロサンゼルスの風景をよく捉えています。ISOは100なので、しっかりディテールを描写してくれます。一方、普段使っているISO400のフィルムに対して早朝や黄昏時などは心許無いですが、大口径のズミルックスを使う事で全く問題はありませんでした。

強い光源があると、柔らかい描写が際立つような感じがして好感が持てました。

話が変わりますが、上の写真はロサンゼルスのサンペドロという町で撮りました。写真を撮影した場所からかなり近いところで、昨日、日本人らしき人が意識不明状態で見つかっています。日本円を所持していたという情報から、旅行者でしょうか。現地に住んでいる日本人は、普段は日本円を所持しないと思います。
海外でのスナップは、まずは身の安全を第一に考えなければなりません。高価な機材を持っているので、危険性は高まります。少なからず、夜に出歩くことは避けるべきでしょう。彼の意識が戻り、身元が判明することを祈ります。

曇りの日などは彩度とコントラストが少し低下し、若干シャドウが濁るところもありますが気にするほどではなく、これはこれで良い雰囲気です。

KODAK Proimage 100は、汎用性が高く価格も抑えられているので、長く付き合っていくフィルムとして最適だと思います。

カメラ:LEICA M10-P
レンズ:Summilux-M 35/f1.4 Steel Rim -reissue- / Summilux-M 50mm f/1.4 ASPH (Black-Chrome Edition)
フィルム:KODAK Proimage 100
現像:The Darkroom
スキャナー:Plustek OpticFilm 8200i SE
スキャンソフト:SilverFast SE Plus 9

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