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アメリカの貨物列車

 アメリカは日本と異なり鉄道が発達していないと思われがちですが、貨物列車に関してはそれは当てはまりません。むしろ日本より鉄道のロジスティック網はすごいです。また、その貨物列車がとても格好が良いです。家の前に貨物の路線があり毎日走っている姿を見ているので、さらに貨物列車に愛着がわきます。

 アメリカの鉄道会社は、一級鉄道、二級鉄道、三級鉄道に区分され、家の前の路線はCSXトランスポーテーション社という東海岸に路線網を持つ一級鉄道の会社です。この貨物は濃紺にイエローのロゴというオシャレなカラーリングです。

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 同じく一級鉄道のノーフォーク・サザン鉄道も近くを走っています。黒に白いストライプのカラーリングでモダンで精悍な印象を与えてくれます。下の写真は、フィルムカメラのCANON EOS ELAN 7NE (EOS 7S)で撮りました。デジタルにはないフィルムらしい味があります。

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 ロサンゼルスでは、一級鉄道のユニオン・パシフィック鉄道をよく見ました。イエローのボディが西海岸に似合います。大きな星条旗をペイントしている車両もあり、超アメリカンな佇まいです。

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 西のユニオン・パシフィック鉄道と東のノーフォーク・サザン鉄道が一緒にいるところを撮りました。路線が被っているのでしょうか?もしかしたら珍しい光景かもしれません。

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 ロサンゼルス港では、トラックと貨物列車がコンテナをどんどん運んでいます。これを見ると、ロジスティックが経済の血管としていかに機能しているのが分かります。小型の貨物も活躍していました。さながら毛細血管です。また、放置された線路もよく見ます。それが、とても良い雰囲気を醸し出しています。

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 アメリカの貨物はとにかく長いです。踏切で遮断機が下がったら、ゆっくりと長い時間をかけて長い貨物が走っている姿は珍しくありません。しかもコンテナ二階建てなので、輸送量は半端ないと思います。あまりにも長い時間遮断機が下がっているので、急いでいる時はイライラしてしまいます。

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 ジョージア州では、街ごとに貨物路線に駅舎のような建造物を設けて、街のランドマークとして活用しています。もちろん、駅舎のようなだけであって貨物列車が止まることはありません。下の写真はアクワースという街とケネソーという街の駅舎です。両方ともCSXトランスポーテーション社の路線です。この貨物路線に駅舎というのは、ロサンゼルスでは見ることはありませんでした。

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 アメリカに来たら、ぜひ貨物列車に注目してみて下さい。格好良い姿に惚れます。







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