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いつもと違う雰囲気のBarber Shop <フィルムバージョン>

モノクローム写真でのズミルックスやエルマリートが生み出す立体感は、まるで被写体が写真の中から飛び出してくるかのような錯覚を引き起こします。フィルム独特の粒状感も、特別な味わいを一層深めています。

やはり、デジタルカメラと比べると、フィルム写真にはアナログならではの温かみがあると思います。光と影の微妙なニュアンス、柔らかなグラデーション、そして粒子のざらつきが、写真に独自のテクスチャーを与え私の心を引きつけます。特にモノクロフィルムは、色彩が排除されることで、被写体の形状や質感、光のコントラストがより強調され、ドラマチックな雰囲気を作り出すので、とても大好きです。そして、古き良き時代の温かさや、そこに流れる人々の営みが、モノクロの世界で一層際立ちます。

カメラ:LEICA MP 0.72
レンズ:Summilux-M 50mm f/1.4 ASPH (Black-Chrome Edition) / Elmarit-M 28mm F2.8 ASPH
フィルム:ILFORD HP5 PLUS
現像液:Kodak HC-110 希釈率H
停止液:水
定着液:TF-4 ARCHIVAL RAPID FIXER
水洗:水
水滴防止剤:Kodak Photo Flo 200
スキャナー:Plustek OpticFilm 8200i SE
スキャンソフト:SilverFast SE Plus 9 (RAW)
出力:Adobe Lightroom Classic

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