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LEITZ minolta CL セカンドロール

 LEITZ minolta CLの2本目のフィルムを現像しました。フィルムはKODAK 400です。今回は、空気亜鉛電池 MRB625を使った最初のフィルムです。露出が適正に出ているか確認する意味合いもあります。結論から言えば、若干アンダー気味で、全体的に暗めになっていました。2段くらいオーバーに振って撮影した方が良いかもしれません。そうなると、LR44と電池アダプターの組み合わせと変わらないので、次はこのコンビネーションに戻してテストしてみようと思います。

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 ISO感度が400ということもあり、ざらついたこってり感が出ています。なんとも言えないこってりした空気感が出ています。

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 窓に反射した太陽を使って逆光で撮影。しっとりとしつつコントラストが出ていて味わいがあります。

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 こちらは順光で撮影した写真で、ローコントラストが良い空気感を出しています。

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 これも逆光で太陽の光を受けたお花を撮りました。この露出は適正ですね。全く同じ構図で同じ時間にEOS 5D Mark IVで撮影した写真と比較すると、フィルムならではの優しい空気感が出ているのが分かります。

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 これは1920年代のコカコーラのペイントです。もう一段、明るくても良いかもしれません。カラーでありつつも彩度が低いのでクラシカルな印象になっています。一方、下の写真は、全く同じ時間にEOS ELAN 7NE、Canon EF 16-35mm f/4L IS USMとFUJICOLOR 200の組み合わせで撮影した写真です。

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 こちらは色乗りが良く、ISO200ということもあり解像感も高いです。とても現代的な写りですね。よく撮れています。カメラとフィルムの差で、表現が全く異なるのが面白いですね。

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 というわけで、LEITZ minolta CLは、まだまだ馴染んでいません。もっと撮影して、自分のイメージ通りの写真が撮れるようにしていきたいと思います。

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