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週末はモノクローム現像とプリントを楽しむ

LEICA M10-Pが入院中ということでLEICA MP 0.72だけの運用となり、必然的にデジタルデトックスでフィルムライフを堪能しています。今週末は、そのアウトプットとしての自家現像と自家プリントです。

室内温度が20度近いので、温度調整の時間が早くなっている。
FOMAPAN 400の現像も、Rollei 35Sに入っている1本を残すのみとなった。

週末の土曜日の夜は、FOMAPAN 400を2本現像しました。フィルムの現像は、作業時間だけならば1時間もあれば終わります。一番面倒なのが、現像液の温度を20度にすることです。しかし、最近は室内温度がほぼ20度なので、温度調整も非常に楽になっています。まさに、現像・プリントの季節です。

セーフティーライトが、バスルームをツインピークスのようなミステリアスな世界にする。

そして日曜日の夜は、現像したフィルムのプリントです。今回は、気軽に楽しむためキャビネ判にしました。六切りだと、トレーいっぱいのサイズなので、ペーパーを移動させるのに気を使います。それに比べて、キャビネ版は小さいので楽ちんです。

先日、米国最古のカメラショップで購入したタイマーを初めて実践に投入しました。これまで、現像液につけている時間は腕時計で計っていましたが、暗い中で腕時計で時間を計るのは、あまり効率的ではなく正確性も欠けます。このタイマーのおかげで、楽に正確に現像時間を計れるようになりました。買って大正解です。

今日は3時間くらい楽しんで、10枚のネガをプリントしました。六切りと比較してキャビネ判は迫力に欠けますが、凝縮感があり六切りとは違った魅力があります。また、作品というよりも非常にパーソナルな雰囲気で、被写体に対して親近感を感じる効果もあります。

というわけで、フィルムカメラライフをとことん楽しみました。



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