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PENTAX 17 で簡易パノラマ写真を撮ってみた <Lomography DIGITALIZA>

PENTAX 17を使って、簡易的なパノラマ撮影をトライしました。ただ単に、左から右に向かって連続的に景色を撮影する、なんちゃってパノラマ写真です。ハーフサイズだと縦構図で切られていくので、普通のパノラマとは違った面白味が出るかと期待しました。

ただ、それをどのようにスキャンするかが問題です。そこで購入したのが、Lomography DIGITALIZAです。至ってシンプルなプロダクトですが、パーフォレーション(スプロケットホール)までスキャンできる優れものです。35mmフィルム6コマ分の幅まで対応可能。

ロモグラフィならではの、ワクワクするパッケージデザインです。若い世代に向けてフィルム文化を広めているのは、ロモグラフィによる貢献が大きいと思います。

35mmフィルムを挟むだけの簡単な構造
パーフォレーションのエッジの部分だけで押さえている

今回撮影したのは、5コマ(35mmフィルムで2コマ半)のパノラマ写真です。被写体は、ディーゼル機関車が4台連結された重連運転の貨物列車です。

ぎこちないパノラマ撮影も味わい。
カメラは、いつものCANON 5D Mark IVとEF 100mm f/2.8L Macro IS USMです。

スキャンは問題なく、とても簡単にできました。ついでに、Plaubel Makina 670で撮影したパノラマ写真も2つスキャンしました。Plaubel Makina 670をハックして35mmフィルムで撮影したパノラマ写真は、パーフォレーションまで写し込んだユニークな仕上がりになります。

しかし、さすがPlaubel Makina 670のNIKKOR 80mm F2.8です。同じILFORD HP5+ 35mmフィルムですが、解像感が全く違います。一方、PENTAX 17は軽量コンパクトなボディにもかかわらず、階調が豊な描写になっていると思います。それぞれの良さがありますね。

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