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キャッシュレス時代の奇祭「仮想通貨奉納祭」、一ヶ月後に開催します!&出展作品募集のお知らせ

こんにちは、メディアアーティストの市原えつこです。
私は2016年にフランスの写真家シャルル・フレジェの展覧会「YOKAI NO SHIMA」を観てからというもの、天に撃たれたように祝祭・奇祭ブームが訪れました。

奇祭・祝祭が醸し出す、近代の常識を超えた人類の根源的な生命力に感化され、秋田県・男鹿市のなまはげ行事、愛知県の多賀豊年祭、鹿児島のトシドン、岡山県の裸まつりといった祭りに心酔。そして次第に「自分も、いつか東京で奇祭を開催したい……」「匿名的な民間伝承になるような秘祭をつくりたい」という妄想に取り憑かれてきました。


とはいえなかなか実行するのはハードルが高く悶々と悩み続けていたのですが、ついに重い腰を上げ今年の6月に「キャッシュレス時代の奇祭、"仮想通貨奉納祭"をやります!!」「世界中から奉納された仮想通貨の着金に反応し、祭りに参加する人のバイブスが上がる神輿をつくります」という謎の大号令をぶち上げ、Readyforにて奇祭開催のためのクラウドファンディングを実施。

皆様のあたたかい応援のおかげで、無事に開催が可能な資金をファンドできました(ご支援頂いた皆様、本当にありがとうございます!それでもなおやりたいことが膨らみ赤字となりつつありますが……笑)

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そして気づけば早くも開催日は来月。今回の開催会場である中野区・川島商店街さんは2016年に商店街で例年続いているお祭り「東京行灯祭」のアートディレクターをご依頼いただいたというご縁があり……(下記は3年前の様子)


その際にもなかなかトチ狂った「テクノロジー奇祭」をやらせていただいたのですが、普通の商店街だったら確実に断られそうなこの謎企画をご快諾いただき、今月から商店街役員の皆様と「仮想通貨奉納祭」と「東京行灯祭」を魔融合させていただくような形で、祭りの運営委員会がスタートしました。アーティストの狂気に対しての寛容度がすごい……。改めて稀有な、素晴らしい場所です。

仮想通貨神輿、天狗ロボット、バイオ御神体、喘ぐ大根……

現在、今回の祭りために仮想通貨の着金に反応しバイブスを上げる神輿を制作しています。神輿にはサーバーを搭載し、大量のLEDファンが回転しながらギラギラ発光し、ビットコインの着金に反応してバイブスを上げる「ワッショイ・セレブレーション機能」なるものが発動。皆様から届いた祈りはAIが音声合成し、光とともに打ち上げます。
神輿、めちゃくちゃ発光しそうなので、神輿を担ぐ方は、ちょっとまぶしいかもしれない………

文化庁メディア芸術祭やなどでも受賞した、弔いのためのロボット「デジタルシャーマン・プロジェクト」も、祭りのために天狗ロボットとしてリバイバルさせ、(架空生物の動きや表情を再現するロボットの研究者、中䑓久和巨さんと共同開発)

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本日TBSでバナナマン・サンドイッチマンさんの地上波バラエティに露出する予定の、触ると喘ぐ大根「セクハラ・インターフェース」も商店街に設置します。(要は自分の作品総動員

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しかし、本質的にお祭りは1人のものではなく、いろんな人のエネルギーと個性があつまって集合的に出来上がっていくもの。
クラファン公開当初から「奇祭に作品出したい!」「パフォーマンスしたい」「仮装したい」と多くの方にお声がけをいただいていたこともあり、普通に遊びに来るだけではなくよりドープに参加できる要素を増やそうと考えました。

自分自身これだけ相当のリソースをかけて全力準備するお祭りを次にいつ開催できるかわからず、せっかくだから一度きりのこの時間を、多くの皆様とよりドープに共有し、楽しみたい……!!

一緒に祭りを盛り上げてくださる、出展作品・パフォーマーさん・スタッフさんを募集します

ということで、お祭りに作品、パフォーマンス、仮装、スタッフなどでご参加いただける方を絶賛募集します!普通に遊びに来るのももちろん歓迎ですが、ぜひ共に祭りを盛り上げていただければ幸いです。

仮想通貨奉納祭("東京行灯祭"と共催)開催概要
11月9日(土)・10(日)/16:00〜21:00
開催地:東京都中野区 川島商店街
〒164-0013 東京都中野区弥生町3丁目14−6
交通アクセス:東京メトロ丸ノ内線 中野新橋駅より徒歩8分
http://virtual-currency-festival.com/

-作品出展・パフォーマンス枠-※展示枠も若干数のみ受付再開しました

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本奇祭に出展いただく作品を募集します(10/25追記:展示枠、ご応募多数につき一度クローズしましたが、再度会場を精査したところまだ少し余裕がありましたので受付再開しました)。ご出展作品は基本的にジャンル不問。奇祭自体にはお金、光、バイオ、神事……など祭りの裏テーマはありますが、必ずしもそこに紐付いていなくても大丈夫です。

★★★作品応募フォームはこちら!★★★

・インタラクティブアート
・商店街に放ってみたいプロジェクション作品
・商店街であやしく光り輝くコスチューム
・バイオアート、神に捧ぐ発酵奉納的な何か
・パフォーマンスアート
・自作楽器
・よくわからんけど人前に出してみたいもの

などなど、ジャンルは割となんでもありです。

現在、ハコスコ株式会社CEO&脳科学者の藤井直敬先生が率いるデジタルハリウッド大学院ゼミの方々と「もののけが周囲を飛び交うVR」を共同制作するかもしれず、またアーティストの和田永さん率いるニコスオーケストラボの皆様にも、神輿行列のお囃子隊として参加していただこうと調整中です。

物理的に設置や電源が必要な展示作品は今のところおおよそ2日間で8〜10作品ぐらいまでを予定しています(商店街の電源供給場所が限られているため)。
ですが作品のサイズ、展示に利用する場所のスペックによって出品可能な作品数が変わってくるので、お早めに応募いただいた方が良い条件で作品が出せると思います(応募者多数の場合は選考させていただく可能性がございます)。

物理的に場所を必要としないパフォーマンス/ウェアラブルものであれば基本的に制限はございません。神輿行列でぜひ一緒に盛り上がりましょう!
※一応、商店街の広場ステージもございますので、ステージ利用も可能です。

その他詳細
・個人の作家の方の出展料は不要、作品に関する物販や投げ銭OKです。
・飲食物の物販は商店街の飲食店と競合するため、協賛店として商店街への出展料(6000円)が必要になりますが可能です。ご相談ください。
・製品プロモーションのための企業ブース等のご出展の場合は、別途協賛プランをご案内させていただく場合がございます。

ご注意点
・原則、雨天決行なのでその点ご注意ください(覚悟的な意味で・・・)。作品は基本的に屋外展示になるため(軒先のひさしやテントを借りられる可能性はありますが)、電子機器の場合は防水対応が必要になる場合がございます。
・商店街が会場のため、大きな音出しはNGとなります(アンプを利用しての爆音などはNG) 。特に、お子様が就寝する20:30以降は大きな音や騒音はお控えください 。
・(私が言うのもなんですが)、老若男女が集まる場所かつ屋外のため、極端に公序良俗に反するものはNGとなります。
・火気や高圧電流など、危険な作品はお控えください。
・その他お問い合わせ事項がございましたら下記宛ご連絡ください。
info.tokyolanternfestival@gmail.com

来訪神・妖怪仮装大会

また、こちらは特に事前エントリーは不要ですが、ハロウィン直後でもありますので、「来訪神・妖怪仮装大会」なるものを開催したいと思っています(注:来訪神=1年の終わりに現れる異形の神)
神輿行列用に、仮想通貨の着金用QRを印字したお面などは量産して先着順にてお配りしようと思っているのですが、
その他にも当日、思い思いの仮装でお越しいただくのは大歓迎です!異形の存在で商店街を埋め尽くしましょう。

参考:2017年に制作した来訪神:都市のナマハゲ

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-ボランティアスタッフさん募集枠-

また実施に際しまして、一緒に会場飾り付けの照明をつくったり、作家さんの設営や運営をお手伝いしたり、お祭りの現場をお手伝いいただける方を募集しております。商店街のみなさまもお手伝いいただけるようですが、人手があるに越したことはないので、「一緒に祭りに巻き込まれてやるか」という奇特な方がいらっしゃったらぜひ。もちろんフル参加じゃなくてご都合よいタイミングでの参加で結構です。以前にご参加いただいた皆様は、商店街の方々や作家さんとの交流など、珍しい体験を楽しんでいただけたようでした。

★★★スタッフ受け付けフォームはこちら★★★

オマケ:川島夜店市を下見したときの様子

今月からは会場・川島商店街の役員の皆様との実行委員会もはじまり、いよいよ運営準備も本格化。中野区議員・小宮山たかしさんが主に外部との調整、商店街役員の坂入勝美さんが内部の運営、という盤石な体制になりました。
しかしこれだけ意味のわからない提案をしても快く受け入れてくれる川島商店街の皆様の懐がすごい……(どうやら映画をはじめ文化全般に造詣の深い方が多そうです)。

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夏には夜店市もあったので視察に伺って感じたのですが、開催場所の川島商店街の皆さん、相当祭り慣れしている……!!

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祭り開催場所として大変スペックの高い場所でこの度運営できるのがとても楽しみです。

それでは皆様、一緒に祭りを楽しめることを楽しみにしております!

仮想通貨奉納祭("東京行灯祭"と共催)
11月9日(土)・10(日)/16:00〜21:00
開催地:東京都中野区 川島商店街
〒164-0013 東京都中野区弥生町3丁目14−6
交通アクセス:東京メトロ丸ノ内線 中野新橋駅より徒歩8分
http://virtual-currency-festival.com/

文責:市原えつこ

メディアアーティスト、1988年、愛知県生まれ。早稲田大学文化構想学部表象メディア論系卒業。2016年にYahoo! JAPANを退社し独立、現在フリーランス。日本的な文化・習慣・信仰を独自の観点で読み解き、テクノロジーを用いて新しい切り口を示す作品を制作する。アートの文脈を知らない人も広く楽しめる作品性と日本文化に対する独特のデザインから、国内外の新聞・テレビ・ラジオ・雑誌等、世界中の多様なメディアに取り上げられている。
第20回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門優秀賞を受賞、総務省異能vation(独創的な人特別枠)採択。2018年に世界的なメディアアート賞であるアルスエレクトロニカInteractive Art+部門でHonorary Mention(栄誉賞)を受賞、EU(ヨーロッパ連合)より科学、社会、芸術の優れた融合に贈られる「STARTS PRIZE」にも同時ノミネート。
主な展覧会として、「デジタル・シャーマニズム – 日本の弔いと祝祭」(NTTインターコミュニケーション・センター[ICC])、「Cyber Arts Exhibition 2018 – Ars Electronica Festival」(OK Center for Centemporary Art)、「文化庁メディア芸術祭」(オペラシティアートギャラリー)、「第11回恵比寿映像祭」(東京都写真美術館)等。

http://etsukoichihara.tumblr.com/

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メディアアーティスト、妄想インベンター。主な作品に喘ぐ大根「セクハラ・インタフェース」「デジタルシャーマンプロジェクト」(文化庁メディア芸術祭優秀賞、アルスエレクトロニカ栄誉賞)など。日経COMEMO KOL【公式web】http://etsuko-ichihara.com/
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