外に出られない。

最近、散歩にすらろくに行けていない。

それは長期間にわたる腹痛のせいである。仕事をしていて、キリの良いところで散歩にでもいこうかと思うのだが、そういうときに限って腹が痛くなるのだ。

今日も、お昼頃からひどい腹痛に襲われている。現在も、ズキズキと痛み、何をするにも集中できない。というか、なかなか動けない。だからほとんどの時間を家で過ごした。34年、幾度となく腹痛に襲われることはあったが、ここまで自分を衰弱させるような腹痛は初めてのことである。

明日は、ありがたいお誘いもあって、京都まで行く予定なのだが、本当に行けるだろうか。この腹痛がいつまで続くのかは、もうわからない。病院でもらった薬を飲んでも、痛みはさっぱり軽減しないし、ただただ治ることを祈るばかりである。

以前、どこかの記事で「人は移動することで幸福度が高まる」という研究結果が出ていることを知った。そうであるならば、ここ最近、ほとんどの時間を家で過ごしている自分の幸福度は全然高まっていないのかもしれない。むしろ、下がっている可能性すらある。もしも、腹痛が精神的なものから起こっているのだとしたら、ストレスを軽減するためにも、移動をする方がいいのだろうか。けれど、先ほども書いたように、腹が痛いのだ、気軽になかなか外になんて出られない。いつ何時でもトイレに行けるように、家にいるのが一番なのである。腹痛のジレンマとでも言おうか。

何をするにも身体が資本。頭ではわかっていたけれど、かなり身体の健康をおろそかにしてきたように思う。自分はとても愚かな人だから、こうして具合が悪くなって初めて、本当に身体が資本だよなと実感している。

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