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「できた」に焦点をあわせる

所属しているコミュニティのSlackグループで、こんな投稿があった。

「参加できなかった……」「記事が書けなかった……」など「できなかった」「できない」「すみません」が続くと、この場の心地よさが削がれてしまうんで、むしろ「何ができたか」と考える思考で企み、取り組み続けましょう!

この投稿を読んで、ハッとした。性格というのか、気質というのか、あるいは思い込みなのかもしれないが、ぼくはどちらかというとネガティブに物事を考えがちだからだ。言い方を変えれば心配性でもあるし、気にしいでもある。ほんの些細なことであっても、「すみません」と言ってしまう。相手に迷惑をかけていないだろうか、嫌な気持ちにさせていないだろうかと不安が常に付きまとうのだ。

もっと言えばたぶん、嫌われたくないのだろう。「すみません」と言えば、嫌われないと心のどこかで思っている。いや、それでも嫌われることもあるだろう。もしかしたら、自分を安心させたいのかもしれない。鎮静剤みたいなもの。「すみませんを言ったのだから」と自分を落ち着かせようとしている。相手からしたら、謝らないでもいいのにとか、そんなの気にしていないとか思うようなことでさえ、それでも言いたくなってしまうのだ。すみません、と。


「何ができたか」と考える。これは所属しているコミュニティでもそうだし、日頃の自分に対しても意識したいことだなと思う。どこかの記事で見かけたのだが、人の思考は8割がネガティブなものらしい。1日に約7万回の思考をしていて、そのうちの約5万6千回はネガティブに物事を考えている。人よりもネガティブに考えがちな自分は、6万回以上ネガティブなことを考えていそうだ。

1日を生ききったならば、できたことは絶対にある。ご飯を食べたとか、よく寝たとか、好きな音楽を聴いたとか。何でもいいのだ。「できた」に焦点をあわせる日々を過ごそう。と、ポジティブに考えることができた。えらい。




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