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統合失調症 発症のきっかけ③

統合失調症を発症した私は、「なにか分からないけれど、不思議なことが私の周りに起こっている」と考えていた。

自分に不思議なチカラが乗り移った。
そして、それは鬼子母神ではないかと思いついた。

なぜ、そう思ったかというと、祖父が鬼子母神を祀るお寺をやっていて、子どもの頃から慣れ親しんでいたからだ。

鬼子母神とは、安産・子育ての神様として信仰されている仏教の善女神である。

祖父のお寺は事情があって、今は別の方が運営されているのだが、検索してみたら立派なホームページが出てきた。

なんと、祖父のお寺は400年もの歴史がある寺とのことだった。

子どもの頃に祖父が亡くなって以来、お寺に行くことはなくなってしまったので、まったくの初耳だった。

これがきっかけで、自分には不思議なチカラが宿ったとの思い込みをますます深くしてしまった。

〜以下引用〜
その昔、鬼子母神はインドで訶梨帝母(カリテイモ)とよばれ、王舎城(オウシャジョウ)の夜叉神の娘で、嫁して多くの子供を産みました。
しかしその性質は暴虐この上なく、近隣の幼児をとって食べるので、人々から恐れ憎まれました。

お釈迦様は、その過ちから訶梨帝母を救うことを考えられ、その末の子を隠してしまいました。その時の訶梨帝母の嘆き悲しむ様は限りなく、お釈迦様は、
「千人のうちの一子を失うもかくの如し。いわんや人の一子を食らうとき、その父母の嘆きやいかん」と戒めました。

そこで訶梨帝母ははじめて今までの過ちを悟り、お釈迦様に帰依し、その後安産・子育の神となることを誓い、人々に尊崇されるようになったとされています。

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