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【師からの教え】お肌はココロとカラダの排出器官 その2

お肌は排出器官、ということを
自分が体感したひとつの経験があります。

私の場合は、それは「吸い玉」でした。


30代前半、それまでの二人の娘の育児が
少し落ち着いた頃
ひどい肩こりに悩まされていた時期がありました。

ちなみに、肩こりに匹敵する言葉は
他の言語にはないそうです。
英語でも、「背中上部の痛み」というような表現をされます、
言ってみれば肩こりは日本人特有の症状なんですね、
日本語として存在するということは。

さて、肩こりという症状で表れる、
そのココロはなんでしょうか。
どうして日本語には「肩こり」というコトバが
あるのでしょうか。

肩が軽くなる
肩で息をする
肩で風を切る
肩に掛かる
肩の荷が下りる
肩肘張る
肩身が狭い 
肩を入れる
肩を落とす

肩、とつく常套句から見えてくる、
その日本人のココロは…

脱線が長くなりました。

専業主婦で日中ワンオペの育児、
疲労が蓄積されていたのでしょう、
肩こりによる吐き気もあったり
何をするにも億劫なくらいのカラダの重さ。

そこで、自宅から徒歩5分の整体院に
通うことにしました、
週に2~3度も通っていたかしら、
あたためてもらったり、揉んでもらったり
時には針をしてもらったり。
(カラダの勉強をしてからは基本的にもみほぐしは
一切しておりませんが)

それでも、一向に改善の見えない、
肩こりの症状。

ある時に「吸い玉をしてみようか」と
提案いただきました、
汚血を吸い出し、血行をよくするから
血流の流れもよくなるよ、って。

肩こりが改善されるなら、なんでもやって!
と即答、早速吸い玉をしてもらったところ
とても肩こりはラクになったのです、確かに。

これはいい、と思って再度1ヶ月後に
吸い玉をしてもらったところ

思えばそこからでした、
背中一面に吹き出物が暴発し
目も当てられない状態となったのが。
(あくまでわたし個人の体験です、
決して全員に当てはまるものではないと思いますが)

そこから5年近くでしたね、
常に背中が赤い炎症を起こし、
恥ずかしくて温泉にも行けず、水着も着れなかったのは。

カラダは賢いので、その吸い玉体験から
「あ、ここからも毒素を排出してもいいんだ♪
ここもいらないもののを出していいところなんだね」と
学習したのだと思います。

当時はふたりの娘がかわるがわる
私立幼稚園に行っていた時期で、
毎日親が送迎をしなくてはならず
お迎えに来るお母さま達は皆
バーキンにポルシェ、ベンツでお迎え、という
わたしにとっては異空間、
自分を押し殺し、仮面をかぶり続けていた頃。

ココロもパンパン、
感情もパンパンだったのでしょうね、
まぁ呆れるほど、背中からも吹き出物が
溢れ出てくることとなったのです。

そうなんです、本当にカラダって賢いんです。

きっとわたしのその時のカラダは
「わーい、新しい出口ができた!」って
さぞ喜んでいたことと思います、
吸い玉をするまでは
背中からも毒素を排出していいなんて
知りもしなかったでしょうから。

カラダに背中を排出器官として許可を出したのは
吸い玉を選択したわたし、だったのです。

本当にカラダってすごい!
って思いませんか?

背中一面に吹き出物、となってからのわたしは
整体院に通うのも恥ずかしくなり
これはもう、ひと様に施術してもらうのも
恥ずかしいから自力でなんとかしなくては、
とジムで筋トレに励むこととなり、
結果的に肩こりはほどなく解消いたしました。

カラダってすごいんです。
肌も学習しているんです。

肌は本当に素晴らしい排出器官。

今日もココロとカラダとお肌の健やかな一日を。









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