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地球が壊れてしまう前に(5)〜ソーラー発電システムと視える化〜

私は日本に2ヶ月強戻っていたのでまだ実際の「上手なソーラーパワーの使い方」を身につけていない。
だけど、昨日今日でなんとなく「こうやって自分のエネルギーの使い方を変えていけばいいのか」という感覚はできた。その理由はこれ。

テスラはスマホで自分の車をコントロールできるようにしているが(車の鍵にもなる)、同じアプリで自宅につけたソーラーパネルと充電器なんかの様子も見られるのだ(インターネットがあれば他国にいても見られる)。まぁこのグラフを見るだけでも楽しいが、毎日の使用状況を追って行けるし(データは必要ならダウンロードできる)、1週間まとめて、とか、1ヶ月まとめてとか、いろんなデータの比較ができるので自然と「使い方」を考えるようになった。

データを誰でも分かりやすく表示するのは大事

当たり前だが数字だけが並んでも見たくないものだが、私のようなおばちゃんでもじっくり見たくなるようにデザインするのはテスラのすごいところだ。

これは夕方の画面だが、今ソーラパネルがどのくらい発電して、充電器(パワーウォール)に充電しているのか、もしくは家の電力をカバーしているのかがリアルタイムで見られる。

これは(上の太陽マークに印がついている)どのくらい発電しているか、のグラフ。この中で緑の部分は電池に蓄電された部分、青が家で使われた電力のカバーだ。

これは家のマークに印がついているので「家の中でどれくらいの電力を使ったか」のグラフ。黄色は発電部分から提供されたもの、緑はバッテリーから提供されたもの。また電力を多く使った時にグリッド(電力会社からの供給網)から供給を受けるとグレーの線が入る。

これはグリッド(電力会社の供給網)とのやりとり。気温がぐんぐん上がった朝方と、私が食事を作っていた頃に電圧が足りなかったのだろう、一時的に電力を買っている。
黄色い下向きの線は余った電力をグリッドに返す=電気を売っている状態だ。

プログラミングを知らないからこのグラフなんかを表示させるのがどれくらい技術的に難しいかは知らない。でもユーザーとして自宅の発電量を見るのは楽しく嬉しいし、何より「上手に電力を使う」ということを、自分の頭で考え調整しようという気になる。テレビCMで「賢い使い方を」なんて言われなくても、これを見ていたらなんとか自家発電でできるだけ賄えないか、考えたくなる。


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