写真で切り取られる景色って面白い。
写真を読むワークショップ、というものに参加しました。時差があるから朝3:45に目覚ましをかけて。(それでもオンラインに入るのに1分ちょっと遅れてしまって皆さんゴメンナサイ・・・)
会を開いて下さったのはLisa Itoさん。会場?提供は嶋津さんのオンラインCafeBarDonna。講師のLisaさんが早速その会のことを書いて下さっています。
同じ地球の景色のはずなのにこんな景色あったのか、とびっくりするほど。 みんなのいろんな個性が光っています。
私が感じたもの・・・ずっとその写真の「先」を追いたくなるもの、触った感触がイメージされるもの、記憶のどこかに繋がるものを感じるもの、切り取られたのが瞬間なのにその前後の時間の流れを感じられるもの、生きている世界の美しさが指先にあるのだと思い出させてくれるもの・・・それぞれのひとの持つ世界観みたいなものが浮かび上がります。
そして鑑賞側となっていると、知っているようで知らない日本の(それからイギリスの)景色が披露されて、なんとも不思議な気分になります。
「読み方に正解はない」「失敗の写真はない」と教えて頂いてもっと写真を楽しもうと思えました。講座では沢山嬉しい、宝物になる言葉を皆さんに戴きました。
今回提出した8枚をつけますね。見ていただけたら嬉しいです。
(撮影場所は上からエーゲ海、ブラックキャニオン国立公園、アンテロープキャニオン(upper)、グランドキャニオン国立公園north rim、アーチーズ国立公園、ソルトレイクシティのリトルコットンウッド渓谷、近所の公園、オランダ・アムステルダムのスキポール空港)
ちなみにLisaさんに一言で評していただいたのが「情報量の多い写真」。あははははは、確かに・・・一枚一枚、撮ったときのストーリーをお伝えしたくなりますもの。そしてストーリーと結びついているから私はこれらを選んだのだなぁと思いました。
選ぶ過程の記事はこちら↓
それから、同じ様に写真を選ぶところから講座を受けた後の感想までをイギリスの観世バタコさんが書かれています。バタコさんらしい振り返りが素敵なのでどうぞ。(イギリスの空気感、20年前を思い出して懐かしい!と思いました)
それからこちらはAyamoさん。羊毛フェルト作家さんですが、Ayamoさんの作品はこの視点をお持ちだからこそなんだなぁ、というのがよくわかる愛あるお写真たちでした。
深澤佑介さん。毎日のnoteとstand.fmの更新という、私には出来ない(笑)偉業を積み重ねていらっしゃるけれど、この心に秘めた「あそこにいくぞ!」みたいなものが写真によく現れていて、あるいはこの広い世界の中の自分というものをきちんと認識されているのが分かる写真たちで 男らしいなぁ、と思ったのでした。
そしてワイナリーフェルミエのマダム・Yukiさん。世界はこんなにも光に溢れ美しいのだということを改めて知る事が出来るお写真たち。柔らかくて、どの写真にも風が通り過ぎていそうなのです。今回初めまして、だったのですが、微笑みながら皆さんの話をきいていらっしゃる雰囲気とお写真の雰囲気がとてもしっくりして、ああ、きっとこの方ご自身が春の風みたいなひとなのだろうなあと勝手に思っていました。
そして嶋津さん。この記事に その時選んでいらしたお写真の一部が使われていますが、嶋津さんの内面が穏やかに凪いだ水面みたいなものなのだろうなぁ、だからその瞬間に感じ取ったものを写真に収められるのだろうなぁ、と思います。聞こえないはずの音を耳をそばだてて聞きたくなる、というのは嶋津さんのお写真です。
・・・ということで、ご自分でアルバムから数枚選んで 自分で再度味わう、というのをやってみるのも楽しいかもしれないです。
みなさんの切り取る世界は、中心になにを据えているんでしょう?
サポート戴けるのはすっごくうれしいです。自分の「書くこと」を磨く励みにします。また、私からも他の素敵な作品へのサポートとして還元させてまいります。