若さゆえの・・・
ティーン(10代)からもしかしたら30〜40歳くらいまで、と私の中では括られているけれど「若いから」出来てしまうことってのがいろいろあります。
無謀にみえるチャレンジや ←やったやった。
体力勝負なアホなことや ←やったやった。
無駄にみえる社会参加とか・・・ ←・・・今もやってる。
個人的には体力に任せた無謀って結構好きで、子供達にも「やれる、と思うならやってみろ」と年中発破をかけています。
だって、そこから得られるものってやってみなければ分からないこと。
やってみたモノのみが見ることの、知ることの出来る世界だから。
・・・なのですが。
環境や社会や、果ては「自分の身体」を蔑(ないがし)ろにすることを
「若さ」の無知と無謀でやることは
ぜんっぜんカッコ良くない!と思うし
なんだったら「どんだけバカをさらしたら気が済むの?」と思います。
他人や社会がどう感じどう影響されるかを考えられないのは
単に「私は(ぼくは)子供でーす」と叫んでるバカだし
浅はかで狭量な知識で「迷惑をかけなければいい」とかいうバカに至っては
本気で平手打ちして叱り飛ばしたいくらい。←コワイおばさんです・・・
ましてや
自分の身体を痛めつけることを「カッコ良い」と勘違いしているなら
産み育ててくれた親に謝れ!!!って言いたい。
日本のこと、よく知らないのだけど
「電子タバコ」を吸ってるヒト、増えてきているんでしょうか。
アメリカは急増してます。
そしてそれを「カッコ良い」と思っている子供が多いらしい。
アメリカでは既にTIME誌にも特集されていたけれど
電子タバコ(vaping)による急性肺障害がかなりの数報告されていて
死亡例も珍しくないです。
先日 とうとう肺移植がなされたケースも出ました。
(間に合ったから良い方なのでしょうけれど)
肺移植を20年手術してきている医師が
「こんな肺は見たことがない。悪魔の仕業と呼ぶべきか」というほど
肺のダメージがひどかったそうです。
一方で、朝起きたら息が出来ず胸がもの凄く苦しい、と病院搬送され
vapingによる急性肺障害と診断されて一命を取り留めたひとが
「vapingがカッコ良いなんて思う君たちに伝えたい、
無知で死を引き寄せるなんて事をやらないでほしい」と
地域の「高校で講演活動しているようですが
殆どの高校生が「でもそれって、ごく稀なケースの人であの人はそういう人でしょ?」「私はそんなに吸わないから大丈夫」と講演後に話すそうです。
「それでも、たった一人でも止めようって思ってくれたら、私はそれでいい」
その男性はそういって今も講演活動を続けているそうです。
(なんて素晴らしい!!!)
日本ではそんな報告きいてないよー、とか。
タバコも電子タバコも、本当に具合悪くなるまでやるなんてバカじゃん、
そこまでやらないから平気だよ、とか。
陰謀論も若さへの過信も「私はどうせ一人だ」みたいな思いこみも
ある程度までは私は それぞれが選ぶことだ、と思っているけど
身体を痛めつけかねないこういう情報はちゃんと受け取って欲しいです。
あのね、親は本当に我が子の身体が蝕まれている、とか
もう自分の命なんかで換えて貰えるならそうしたいって思うんですよ。
あなたを大好きな友達は
電子タバコをカッコ良く吸ってるからあなたが好きな訳じゃ無い
あなたと話をし遊び沢山のことを一緒にするのがすきで
それがある日 肺の免疫異常が出て亡くなりました、なんて言われたら
「どうして友達だったのに止めてやれなかったんだろう」って
きっときっと 一生悔やむんですよ?
若さゆえのチャレンジは どうぞ
お身体お大事に、でやってくださいね。
カッコ良い、なんて思ってるのはあなただけかもしれないよ。
サポート戴けるのはすっごくうれしいです。自分の「書くこと」を磨く励みにします。また、私からも他の素敵な作品へのサポートとして還元させてまいります。