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写真と記憶

ルミさんの記事を読んでいて思い出したことがある。

とても《幸いなこと》に私は忘れることが得意な方だ。
もちろんそれではダメなときもある。でも大抵は「ボケてる?」とツッコまれ笑われるくらいでなんとかなるものだよね。

でもちょっとガッカリもするのだ、この感動を忘れたくないなぁと思っているのにやはり記憶の海のなかに沈んでいってしまうことが多くて。

その「沈んでいく記憶」に糸をつけて手繰り寄せるための手がかりが私の写真たちだ。保存してある大量の写真の9割は他人が見ても失敗作にしか見えないと思う。でも私にしか見えない、記憶の糸の端たちがひっそりとある、と思っていた。
でもルミさんとお嬢さんのやり取りにあるみたいに、どんな写真にも撮った人の前後の記憶が一緒に染み込んでいるのかもしれないな。

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極めて個人的な意見満載。毒を吐くほうではないですが、時々は正直になります。 気付いたらアメリカの田舎暮らしが長くなったので、その実際のところの話なども。

たなかともこの「自分の意見が強過ぎるなぁ」とか、「誰でも読める所に置くのは違うなぁ」というもの、外に出すほどでもないごく個人的なことが入っ…

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