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良い眠りを

きのこさんのこの記事に妙に深いところで共感している。

「健やかに眠る」まさにそれ。
私の場合は明らかに運動不足があるんだろう。
でもそれだけじゃない気もする。



「寝る」は昔からある意味特技だった。

乗り物に乗れば薬よりも確実に寝た。教室でも寝た(威張っちゃダメなやつ)。
緊張する場もよく寝た。昔やってた水泳の試合では 決勝だとかより大きな試合だとかになればなるほど、待合の場でうとうとした。「試合前に集中してるんじゃなくて寝てたヒトに負けると思わなかった」と言われて、とんでもなく申し訳なく感じたこともある。
共通一次もセンター試験も(どっちも受けた人w)試験開始前に寝てしまい、1度など始まってから試験官が(具合が悪いのかと)心配して声をかけてくれたっけ。

仕事を始めた頃は年中寝不足だったから、5分ヒマがあるとみるとどこでも数秒で寝た。身体が必要としていたんだろう。
この「数秒で寝る」特技は子育て中も使いまくった。

あれは、私の中でなにかの「切り替え」の極意だったのかもしれない。
時間に追われるとか、予定を頭にいれて並べてこなすとかが要らなくなってきてから、睡眠が長くなったり短くなったりするようになった。

よく言われることだけれど睡眠は長さではなく質だ。

今みたいな「気を抜くとどこまでもだらだら暮らせる」生活では あのぎゅうっとなにかを凝縮したような睡眠は なかなかない。
今も寝付きは悪くない。20回に1回くらい、寝付けないなぁと天井を見遣ることはあっても、寝るまで時計の長針がぐるんと回ったことはない。
なのに 朝に起きたとき ぼーっとしていることがある。ときには1日中「出力45%」って感じで、1日の生産性がものすごく低い。

年齢もあるのだろうけれど、「思考と身体のリフレッシュ」ができる良い睡眠を、もっと追究したくなってきた。

まず寝間着パジャマ
肌触りがよく季節(気温)にあった素材。吸湿性。そして眠る気分になるデザイン。

アメリカでは 質の良いパジャマを入手することが困難だ。大抵パジャマ用の「ボトムス」だけが売ってて、季節に合わせTシャツや長袖シャツなどを合わせてる感じ。

よく考えると 昔とても気に入って夫婦揃いで買ったパジャマなんて、もう10年以上使ってるぞ。それがいい、というより「あんな風にこのパジャマで寝たい」というきもちになるデザインのモノに出会っていないのだ。(それでも日本みたいにパジャマ一揃いに一万円ちかくかかるのはどうかと思うんだけれど)

そして枕。
今の枕はそこそこ長く使っていて、まぁすごく良いわけでもないが悪くもない。でも時々肩こりがすることがある。マットレスの硬さと合ってないのかな。
ベッドマットレス。アメリカではむちゃくちゃいろんなマットレスがあるけど、最近の私の悩みは寝ているうちに「暑く(熱く)感じる」ことがあること。これは低反発性の素材だからと言う訳じゃ無く(もちろんその理由もあろうが)更年期障害も絶対絡んでいると思っている。起きているときも時々むちゃくちゃ暑くなり汗だくになるが、寝ているとき「あちちちち・・・」と言いながらベッドから抜け出した自分に驚いて目がさめることもある。これ、すごく困るんだよね。対策、じゃないけど、夏は半地下の階のゲストルームのベッドで寝ている。かなり涼しいから。

こんな睡眠回りのことを気にし始めたのはやっぱり年齢なんだろうな。若い頃は全然、そんなの気にしなかったし気にならなかった。
人間は生きている時間の3分の1は布団の中だという。ちょっと真面目に「良く寝る」ことをかんがえようかな。

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