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体調すら自然のリズム

春はデトックスの時期なんだって。

再び体調を崩して(なーんて書くとかっこいい?けど、単なる加齢性変化に不養生がたたっている 笑)しばらく寝込んだあとで、友人たちがお見舞いメッセージと共にいろんな優しい情報や暖かな提案をくれる。


平穏にぼんやりと暮らしている中で時々病気をするのはどうやら私の「サイクル」らしい。病気、といってもこれまで必要な薬をとっておとなしくしていれば時間はかかるが治ってくれるものばかりだから、ある意味とてもありがたい。身体を休めていても誰からも怒られないし・・・・あれ?この「〜をすると怒られる」って思うのは日本で育ったひとの癖なんだろうか。

いや、何にしても自分がやるべきこと、が残されて積み上がるかと思えば最低限は家族がやってくれたりなんとかなってしまったりしている。ありがたいことだ。


大腸憩室、というものが出来てしまっている。

「出来てしまって」なぁんて偉そうに、とこんな表現をする自分をからかいたくなるほど、ありふれた変化だ。大腸という「土管」に、ぽこん、と大豆の粒状の小さい部屋が土管の外側にできるのだ。外側に、と言っても内腔はつながっている。加齢でできる、って言われている。

虫垂炎(盲腸と呼ばれることも多い)を起こす虫垂という部分は 生まれたときから小腸から大腸に変わる部分、ここが盲腸という名前の部位だが、そこにぴろりん、とついている「しっぽ」みたいなものだ。なんでそんなものがあるのかはよくわかっていない、免疫に関わっているのでは、とはいわれているけれど、もう今の医学に関わる人で敢えてそこを調べようってひとはいないんじゃないかなぁ。
そして時々、この虫垂にうん○が入り込んで詰まったりして炎症をおこしたりするのだが、これが急性虫垂炎。基本的に取り除く(虫垂切除手術)ことになる。

大腸憩室もおなじことを時々起こす。起こすのだけど、こちらは基本的に手術しない。炎症が強すぎて穴があいちゃったり、出血したりしたら当然手術だけれど。

今年2月に初めて大腸憩室炎の診断をもらった。CT画像で写ってたというのだから(造影剤を使うと炎症所見ならしっかり見えるのです)ほぼ間違いないんだろう。
病院(にかかるの)は好きじゃないので大腸カメラとかやったことないのだけど、多発してたらやだなぁ。


。。。。という話じゃなかった。

とにかく、2度目の「憩室炎だな?」と思った理由は お腹の「訴え」が独特だったから。前回もそうだったのだけれど、食後なのに変に「なんか食べたい」ような気がする瞬間があるのだ。(多分食べるのが好きな性格がそうさせてるのかと)
察するに、炎症の起き始めで胃から大腸まで大騒ぎしてるんじゃないかと(なんと非科学的な発言 笑)。

そして熱が出る。もうこの頃には食欲がなくなるので「ああ、憩室炎か」と思う。
最初は変にだるいなぁ、と思うくらい。そのあと節々が痛む発熱の仕方で2日くらい続く。

今回は薬なしで比較的短期間で9割復活。

インターネットに久しぶりに乗ったら世界が大分違って話についていけなくなり、まぁいいかとゆっくり再開・・・イマココです。


友人の言葉通り「デトックス時期」なら足掻いても仕方ない。必要なんだろうと考えることにした。天候が安定しないうちは伸びてこない草花と一緒だろう。結局人間も自然の一部で。

寝込んでるうちに玄関先の八重の吉野桜が満開。ゆっくり着実に季節は変わっている。私も体力つけていこうっと。



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