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庭仕事の季節到来。

できた。念願のグリーンハウス。

グリーンハウスはちょっと屈めば中に入れる大きさ。右手のレイズドベッドは数年前から私の食卓の友。冬の間はワケギがあり、夏はシソ中心にハーブが育つ。

これを、Costcoの「世界一大きい」店舗(が、ソルトレイクシティにはある。)で見つけたときはうゎ!と声に出た。他の普通の店舗ではこの4倍位ある大きさのしか売っていない。(今みたら、Costcoのオンラインショップで売られ始めていた)

がっちりしていて、棚も充分にある。大きさもちょうど良い。アメリカで家庭用グリーンハウスっていうと、大抵えらく小さいかえらく大きいか、で、そこまでDIYプロになれない私には踏み切れるものがなかった。

でも『キット』とはいえ、結構な作業量だった。パーツを組み立て始めて大体3日。これは作ってみないとわからない大変さ。組み立てるのを仕事にしようかななんて思っちゃうレベル。

設置場所に悩んだ。今置いたところは半日以上「日陰」になる。というか日陰を作るために数年前に大きな屋根(ガゼボみたいなもの)をつけたエリアなのだ。ついでに夏場は写真の左手に大きなスズカケの木があるのでほぼ日陰になる。

ただ、スズカケの木に葉が出るまでは、ある程度日射しが入り続ける。葉が茂るのは大体5月だろうか、その頃になると日中の気温が30℃ちかくなることも出てくるので温室はむしろ使えなくなる。突然の雪とか気温が落ちる時に使いたいなら、多少日陰になるところに置いたほうがいい。

そして植物の手入れはやっぱり動物と一緒でこまめに少しずつ気をくばってあげるのがいい。そうなると「ぱっと家から出て行って(日本人家庭なので靴を履く、というワンステップがある)面倒をみる」距離じゃないと。基本ぐうたらな私は、雨や雪が、完全じゃなくてもある程度屋根で遮られる場所にあったほうがいい。

もうひとつ。
こういうものはベース地面が大事。水平面におくのがいい。
そしてさすがに「庭仕事では地面をイジるのが一番大変」と身をもって知っているので、パティオエリアのコンクリート上がよかった。
夏に日除けの帆布をかけるエリアはなんやかんやいって庭に伸びたリビングextended living roomになるので無駄にしたくない。

というわけで今の位置に決めた。もちろんこの先動かすかもしれないけどかなり重いので避けたいが。でもちょうど背面が南になる。結構いけるんじゃないの?あとで室温計を買ってきて取りつけよう。中で草花を育てる時期の目安にもなるから。

今年は「庭の改造」を考えている。理由は芝刈りが大変だから。水が無駄だから。誰だよ、こんな高地砂漠気候で安いからと芝の庭を当たり前に広めたやつ。

15年前にフロントヤードの大部分をゼリスケープ型に変えた。最近あれこれがもう崩れてきてしまっているのでそろそろ直さないとだけど。
2年ほどかけて家の南側も大分手入れした。ソーラーバッテリーが壁際にあって、その周りはブルーサルビアみたいな乾燥にめちゃくちゃ強い花を数株いれ、あとはマルチング。スプリンクラーからドリップシステムに変えて(DIYで自分で交換。)今のところ問題は無い。
そういえば芝の手入れを減らすためにデッキをつくったのも2年前だった。写真を見返したら4月にこの芝を起こす作業をしていて、根が張る時期だったからスゴく大変だったのを思い出した。

Tiller(電動の耕運機)を使ったけどとんでもなく大変だった。
デッキを作ったあとの写真がこれしかなかった 大笑
もっと愛情こめて毎年フォローアップしないと。

ということで、天気の良い日に「芝起こし」を始めることにした。
今年の目標はまず上↑の写真の芝部分をぐるりと始末する・・・左端の部分を「レイズドガーデン」にしてしまうこと、デッキからパティオ周りを全部「石」で敷き詰めてしまうこと。
それから南側のお隣との境部分から芝をなくすこと(多分ドリップシステムに入れ替えて花壇に。でもこれはプロと相談しないと)。。。。と、かなりの量の芝起こしが必要だと気付いた。

世の中の「ガーデンセンター」で働くひとに、お年寄りのプロが多い理由が分かる気がしてきた。ま、がんばろ。


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