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アイスランド旅行記(5)

アイスランド二日目の午後。
駐禁とられて「とにかく今はここから車を動かそう」と、やや郊外にあるアウルバイル野外ミュージアム Árbær Open Air museumに向かいました。入場料は大人2千円くらいだったかな(アイスランドクローネはほぼ円と同価)、学生割引があったので子供達は少し安いです。

レイキャビクの古い建物をこちらに移転させています。この野外ミュージアムは典型的なアイスランドの村を再構成したもの。はじめの頃に「エルフの丘」なんかもあって、神話なんかが身近にあった時代があったんだねぇ、と思ったり。

特に見たかったのはこちら、「ターフハウス」。屋根に芝を乗せています。木材も貴重(ほとんどは輸入していた)で寒いアイスランドでは合理的だったのでしょう。冬なので枯れてますが、夏には緑になります。
レイキャビクに残っていた最古の礼拝堂。ターフハウスです。
思っているより入り口が小さい。寒い地方だから?こっちのひと、みんな背が高いのに・・・
こちらのは工業化が始まった頃のレイキャビクにあった建物。左がミートハウス、右が織物の工場だったと思います。
ミートハウスの中はアイスランドの建物の特徴を説明してあるミュージアム。興味あったけれどアイスランド語で読めなかった・・・(グーグルトランスレートするのを面倒くさがりましたw)

宿泊しているAirbnbのオーナーと連絡が取れ、駐車スペースの確認がとれたのでレイキャビク中央に戻ります。

しつこいですが(笑)本当に街並みが可愛い街。そして2024年には新車は全部電気自動車にする、ということが決まっているようで、駐車車両をみてもEV率高いです。ガソリンはこれを後押しするためにめちゃくちゃ高い。1リットル340円くらい・・・・
風はおさまってきましたが、やっぱり激寒い。全員2重3重にレイヤー重ねて常にフードをしっかり被った服装で、マスクは防寒具のひとつです 大笑 手袋ももちろんスキー用。
日本語の見た目がカッコいい、というのは世界中でなんだろうか・・・
レストランの看板。入った訳じゃ無いんですが、この色合わせがほんとに素敵・・・
繁華街は、昨日(日曜)は閉まっているところが多かったのですがこの日は開いてて、お客さんも沢山。
坂のある街って素敵ですよね。道にまよってもいつもこれが目印になる教会は、丘の小高いところにあります。
こんな通りも。北欧の考え方につよく影響受けているからでしょうか。もちろん同性婚もみとめられ、同性カップルが養子をとるのも合法です。(そうあるべきだと私は思うんだけれど・・・日本はまだ、難しいですかね)
街を沢山歩いて寒くなったし、本日の夕食は「アイスランド郷土料理」を出すので有名なCafe Rokiへ。そうそう、この店はまだリーズナブルな方ですが、外食すると大体一品が4千〜5千円するので4人の家族だと一食で2万円コース。。。だから朝昼は買ってきたものや手作りサンドイッチで頑張るんですけどね。
ラム肉のスープ、ここではトマトベースのスープでしたがトマトを使わないものも多いです。そして横にある黒いパンはアイスランドのライ麦パン。地熱で蒸して作るのだとか。甘いです。
骨付きラム肉の一皿。これで4千円くらい。
息子の頼んだフィッシュシチューはグラタン仕上げ、伝統料理のたらとジャガイモのシチューに手を加えたものですね。息子のオーダーは大抵大当たり。
私の頼んだ「トールプレート」、トールは雷神のトール、ね。右上から時計回りに、アイスランドのライ麦パンにたらとジャガイモのシチューをのせたもの、ライ麦パンにアイスランドのスモークサーモンを載せたもの、左下が豆とにんじんなどのサラダ、羊肉の煮こごり(パテ風?な味)、そしてアイスランドの蕪のマッシュです。
宿にもどってビール!午前中に国営の酒屋(ヴィンブージン)でビールやらアイスランドのウォッカ、アイスランドの果実酒なんかを買ってきました。それぞれの国でその国のアルコールを楽しむのは、私達の旅の楽しみでもあります。(でも高いから部屋呑みが基本。)
アイスランドのビール、美味しいって聞いてたんですけど結構さっぱり目。クラフトビールの店に行かなきゃいけなかったかな・・・

二日目はこんな感じで終わり。
明日からはまた2泊別の宿で、まずはゴールデンサークル巡り、そして四日目にはスナイフェルスネス半島ドライブです。

サポート戴けるのはすっごくうれしいです。自分の「書くこと」を磨く励みにします。また、私からも他の素敵な作品へのサポートとして還元させてまいります。