分かり易い細菌・ウイルス学入門(アルマジロ武田さんの記事)

ご紹介しよう、しよう、と思ってすっかり忘れてた!

最近のコロコロさん関連の話題を見てると「ん?もしかして基本的にこれらの違いを知らない人が多い?」と思いまして。病気を語るとき、ウイルスの怖さって結構関係者にはずどーん、とあるんですけど、その感覚はまさに、ここを知ってると大分ちがうかと。

アルマジロ武田さんは理学部生物学科(多分)の学生さん。
さすが!分かり易い解説。
私が皆さんに分かってもらいたい部分、キレイにまとまってます。

それに分かり易い図が沢山!(これ、素晴らしいのよ)


ウイルスのこわさ、それは

 \他の生き物の道具にタダ乗り!/ 

しちゃうこと。(アルマジロ武田さんの言葉そのままお借りしてます)
これはコワイ、「生き物」の定義に入ってないのに、どうみても「生きるため」にヒトの細胞に取り憑く、としか思えない・・・


そして公衆衛生の視点からみると、細菌とウイルスでは大きさがまったく違うということ!・・・あ、書いてない?w

ウイルスの大きさは、数十nm(ナノメートル)~数百nm   
                       >>> 電子顕微鏡でないと見えません
細菌は 数μm                                            >>>>>> 顕微鏡で見えます
一般的な生物の細胞(数〜数十μm) >>>>>> 顕微鏡で見えます

で、一般のマスクの網目は↑よりずっと大きい、って話はしましたね。


こんなに違う、ってことを知っていただくと
今人類が戦っている相手が どのくらい手強いかも・・・分からないかなぁ?分かって欲しいんだよなぁ・・・


武田さん、続く「サイエンス図解」シリーズ、めっちゃ楽しみにしてます!!!

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