マガジンのカバー画像

Places I've been

239
運営しているクリエイター

#ルート66の旅

#ルート66の旅 (24)

長かったロードトリップ、とうとう一番最後の部分です。 再び、パンデミックにてmuseumは開いていませんでした。残念。 ゆっくり見て回ればあちこちにルート66オマージュのものが。ネオンサインのモーテルなどもあります。 さて、モハビ砂漠を抜けロサンゼルスエリアへは結構な高さの山を越えなければなりません。これがCajon(英語ではケイジョン、スペイン語からの名前なのでカホンという発音もされます)サミットというところで標高1300mくらい。交通量も多い場所で州間高速が一番整備

#ルート66の旅 (23)

バーストゥを出るとちょっとのんびり走れる、道の状態の良いルート66が待っています。 この乾燥地帯はネイティブアメリカンが昔から住んでいたエリアのうえ、合衆国になる前後から交易路としても人が多く行き来していたところ。オログランデの町のあたりに1800年後半から銀の採掘が始まり、その後金がみつかったことで町は大きくなりました。 今も鉱山は稼働中。サンタフェ鉄道はここからの輸送も担っています。 私達が行ったときは ↑パンデミックで開いていなかったのですが、オログランデのこの高架

#ルート66の旅 (22)

今回の記事はこの狭い区間+バーストウからもう少し先まで(西に向かっています)。 バグダッドカフェ、高校時代の親友と見に行きました、浪人中にwww 中年女性の友情が育まれていく過程、なんかとても微笑ましい。 鉄道の乗客むけにレストランやホテルを経営し財をなしたフレッド・ハーヴェイは、建築家フランシス・ウィルソンにこの駅舎の設計依頼をしました。当時はホテルとして、現在はハーヴェイ美術館として使われています(他、バーストゥ市関連のオフィスなどが入っている)。このハーヴェイ・ハウ

#ルート66の旅 (21)

今回はキングマンからニードルズくらいまで。ニードルズからカリフォルニア州です。 日本のルート66案内本やウェブサイトによるとキングマンにはポップなおすすめアメリカンダイナーが沢山あるみたいです。ダイナーをあちこち経験したいひとには楽しい場所かも。 ここからは山道に入るルート66、何故かというと「ゴールドラッシュ」の一因にもなった金山があるから。アリゾナの山の風景を楽しめる道。 ユタもあんまり変わらない(なにもなくてだだっ広い)のですが、大きな違いはユタにはカクタス類がそ

#ルート66の旅 (20)

メテオクレーターからルート66に戻るとすぐ、ツインアローズと呼ばれるゴーストタウンになります。 廃墟にはどうしてグラフィティがいつもあるんだろう。。。と不思議に思います。(個人的にはグラフィティは好きじゃないです) 残された2本の矢が、もの悲しい風景。 さて、少し先を急いでウィリアムズへ。 これがウィリアムズにはいると突然賑やかな感じに。流石は世界でも有名な観光地グランドキャニオンの門前町。グランドキャニオン鉄道もここから出ています。 観光案内所内にあるルート66ミュ

#ルート66の旅 (19)

ほぼナバホ国に取り囲まれたギャラップから車で30分ほどでウィンスローの町に辿りつきます。本日はここで宿泊。 有名な建築家の設計でつくられたこのホテルは、サンタフェ鉄道の駅と直結。今はアメリカの鉄道旅は車という交通手段に取って代わられていますが、往時はどんな人たちがどんな格好でここに降り立ったのだろうと考えてしまいます。 インディアンアートとスペイン風の色合わせ。各客室には本棚が置かれ沢山の小説などが並びます。 宿で美味しい食事、ってやっぱりありがたいし記憶に残ると思いま

#ルート66の旅 (18)

サンタフェもそうだけれど、アルバカーキもただ訪れるのがとても楽しい町。素通りはもったいないです・・・ 私達家族がルート66に初めて出会った(聞いたことあるけどなんだろう?だった)場所でもあります。 アルバカーキにはインディアンの民族博物館や、町の郊外に巨石に刻まれた壁画がごろごろしているペトログリフ国定公園もあります。 ギャラップもルート66全盛期当時からのネオンサインがしっかり残された町。インディアン保護区に囲まれ、ナバホ国への入り口の町でもあります。(地図の赤点線と赤

#ルート66の旅 (17)

だいぶ空いてしまいました(予想されてたw)。こんなところまで来ています。シカゴから・・・と、遠いっ(;゚ロ゚) 前回記事は地図の下に。サンタローザからサンタフェのほうへいきます。 サンタフェはニューメキシコ州の州都で、アメリカ合衆国建国まえからある古い都市(フロリダ州セントオーガスティンに次いで古い都市とされている)。最初のころのルート66は当然こちらを経由しますが、サンタフェ南部のアルバカーキ経由のほうが道も平坦で、そちらのほうがやがて主線になったようです。 ちなみに標高

#ルート66の旅 (16)

ニューメキシコ州トゥクムカリで一泊したのですが、時間のある限りあちこちを見てまわりました。とても面白かったので、前記事にもありますが、もう少しお付き合い下さい。 地名もそうですが、インディアン(ネイティブアメリカン)色を出しているところがなかなか面白く。上↑のLa Citaラ・チタというメキシカンレストラン、Curiousキュリオスというお土産屋さんはその外観からも観光客に人気です。 このルート66ミュージアムの情報は少ないのですが、訪れてもっといろいろあったのはこちら。

#ルート66の旅 (15)

オクラホマシティから出て、この日のさいごのパート。目的地はルート66華やかなりし頃の有名な宿場町、トゥクムカリ。 そういえばイリノイ州ポンティアックにあったルート66ミュージアムでは、有名写真家の撮ったルート66の写真というのが沢山展示してあったが、「廃墟」「廃線」の、何とも言えない味のある写真が結構あった(売れ筋らしい)。この辺りのものが多いときいた。 旧道を走る!と決めていても、本当にこれはどこかに辿りつくのだろうか?と不安になる道が続いて、一度は旧道を諦めたこともあ

#ルート66の旅 (13)

シャムロックの有名なUドロップインカフェを出て、また荒れた感じの町を抜けていきます。基本、州間高速40号線(I-40)を走りますが、大体真横を旧国道66号線(ルート66)が併走している感じです。 Shamrockからしばらく進むとマクリーンという町があり、そこにはデビルスロープ・バーブドワイヤ(有刺鉄線)ミュージアムがあります。 西部開拓時代を支えた大事な「有刺鉄線」。開いている時期に行ったらぜひ見て下さい。 ここは本当に楽しいビジターセンターでした。立ち寄ってゆっくり見

#ルート66の旅 (12)

長距離ドライブなので、時々由緒あるホテル泊、ってのもイイかと思います。古いけれどリノベーションがされて、気持ちのよい広い部屋でした。 オクラホマ州からテキサスに入るまで、このあたりはルート66の保存状態がよくなかったり 当に「寂れた」道が多いです。思ったよりも時間がかかるので注意が必要かもしれません(インターステート州間高速を使うのも正解かも)。 この辺りは珍しく「上り」「下り」に車線が別れているルート66が残っています。が、簡易的な補修くらいなので、結構ぼこぼこ。 本

#ルート66の旅 (14)

テキサス、移動距離は短いです。今回はベガからグレンリオまで。 ミッドポイントカフェ、全米的に有名です。

#ルート66の旅 (11)

オクラホマシティまでの後半です。 タルサとかの大きな都市はすっ飛ばしましたが、それでもいろいろ見どころはありました。 この青いクジラは個人邸のために作られたそうですが、今はこのクジラを中心にした公園になっています。 ここのミュージアムも有名なんですが、私達はすでにロングドライブにへとへとで・・・少しでもはやく目的地へ!でした 笑 ここのミュージアムも有名なんですが、私達は・・・・以下同文。 詳しい歴史は英文の方が(当然)詳しいのですが、まぁコトバンクが書いてるのでも