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#ルート66の旅 (15)

オクラホマシティから出て、この日のさいごのパート。目的地はルート66華やかなりし頃の有名な宿場町、トゥクムカリ。

(それにしてもGoogle Mapの地名表示が、なんだかなぁ・・・笑 どうしてそうなる、がちょこちょこあるんだよね)

そういえばイリノイ州ポンティアックにあったルート66ミュージアムでは、有名写真家の撮ったルート66の写真というのが沢山展示してあったが、「廃墟」「廃線」の、何とも言えない味のある写真が結構あった(売れ筋らしい)。この辺りのものが多いときいた。

旧道を走る!と決めていても、本当にこれはどこかに辿りつくのだろうか?と不安になる道が続いて、一度は旧道を諦めたこともあった。
↑はなんとか先に繋がった道。どきどき。

ニューメキシコの州道標識が出て、ホッとする。

本日の宿のあるトゥクムカリまではすぐなのだけれど、道が(つながっているかどうか)不安過ぎて一区間だが州間高速を使う。

町全体で当時の雰囲気を残している。Muralと呼ばれる壁画がかなりすごい町。それらを追いかけるのも楽しいと思う。ほんの一部ご紹介。

地元ラジオ局
町営プールの壁にも。
閉鎖されたガソリンスタンドにも、草ボウボウの絵が。
これは眼鏡屋さん。たしかこの街には有名な壁画画家がいたんだと思った。
長い長い大陸横断鉄道の絵とか
ルート66といえばこんなでっかいエンジン(1200ccとかある)のバイクに乗ったバイカー。
グローサリーの横面。なかなか迫力
有名な飛行家がいた…のだと思います
町の地図の壁画とか。足許のはニューメキシコ州のマークか。
あら、楽しい色・・・と思ったら、ゴキブリが怖い。
「なんじゃこりゃ&俺の馬はどこだ?」って左下に書いてあります。ウマ???
ここはドライブスルーのSMOKE SHOP, 大麻(weed と呼ばれる)が合法なので。
アドビ建築特有の横に突き出る棒とか窓も描かれてます
沢山のLOVEとTucumcariの字が。
こういうお茶目さ、いいよね。結構何でも売ってる、金物屋さんの拡大版みたいなところ。

Blue Swallow Motelは当然ながら大人気の宿。隅々まで当時っぽさを演出している。

モーテルの各部屋の横にガレージが。そしていろいろポップなペイントが。
この自転車も貸し出し用。
ルート66はネオンサインで有名だから・・・・ここに描かれた「ウェスタンモーテル」は、↑ツイート73.の右上の写真ですが、かつてはこんな派手なネオンサインだったのか・・・・
泊まったブルースワローモーテルにも。Toniteはミススペルじゃなくて、まぁ当時の若者の流行の綴りみたいなもの。今もR U = are you とか go 4 it (go for it)みたいに使われる。
夜はこんな感じ


共同使用の冷蔵庫、キッチュでかわいい。使えてます。
宿泊者のための洗濯機、乾燥機などなども。
この雰囲気を残したかった、と現オーナー。



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