モイラ

にじさんじ所属の女神なのだわ〜! Twitterに書き込まない長文をだらだらもいもいと…

モイラ

にじさんじ所属の女神なのだわ〜! Twitterに書き込まない長文をだらだらもいもいとお届けしちゃうのだわ! noteでも、女神をよろしくね!

マガジン

  • モップルに乗っ取られた話

    課金と推しと私。

最近の記事

モップルに乗っ取られたその4

今月の課金はここまでにする。 その言い放った瞬間、モップルが薄く揺らいだような気がした。 「はぁっ!?な、なにいってるもぷか???それこそ今貢いだ金額を無駄にする行いもぷよ!??」 「それは違うよモップル。推しへの課金は、自我を保ってこその行い…画面越しに行われる推しへの愛情表現の一つ…神聖な行いなんだ…」 「きもちわるすぎるもぷ。」 「だから!!だからこそ!!身を滅ぼすような課金の仕方はいけない!!解釈違いを冒してまでの課金なんて間違っている! そう…気づいたの

    • モップルに乗っ取られたその3

      そこからは、もう見ているしかなかった。 残った自我をフル動員して、メモに事の顛末を書き残した瞬間、全てをモップルに明け渡してしまったのだ。 何がいけなかったのか…。 私は、我慢弱く、わがままな女神だ!と開き直ったのがいけなかったのか。 モップルという存在により、するするとガチャにお金が溶けていく様をただ見ている。 推しのSSRは、来ない。 モップルが楽しげに、追課金もぷねと笑う。 まだ…来ない… モップルは笑う。 まだ… 「まだこないもぷねぇ、これだから天

      • モップルに乗っ取られたその2

        「お、お前は…私がど深夜の配信で生み出してしまった魔の産物…課金を愛し課金に愛された…モップル…」 幻覚を見るほどに追い詰められているのか…私はそっとカウンセリングの予約フォームを開こうとした。 「別に病んでるわけではないもぷぅ。誰にでもある欲望をわかりやすく可視化した存在がモップルもぷよ…?自分の欲望を否定するつもりもぷか??」 そのあと続けてモップルは言う。 「人間の形をしたものの三大欲求は、課金、惰眠、深夜のカップラーメンもぷ。」 「いや、ちがうでしょ!!!」

        • モップルに乗っ取られた その1

          私は、今薄れゆく自我の中この文章を書いている。 そもそもの始まりといえば、推しのSSRピックアップのお知らせだった。 今月の趣味への出費は、もはや食費を凌駕するところまできている。 (だいたいカエルの軍曹と同じ理由の出費…俺がガンダムだ…) 推しのSSR ピックアップは、先月のイベントで来たので、今月はなにもないと踏んでいたのだ。だから課金分の割り振りも、趣味に費やした… なのにだ!!ピックアップ!!!イベント特攻!!!新規イラスト顔がいい!!!カードストーリー!!

        モップルに乗っ取られたその4

        マガジン

        • モップルに乗っ取られた話
          4本

        記事

          昔見た変な夢の話1

          【伝説のカレー】 橋の上に立っている。 こんなはずじゃなかったと頭を抱えた。 「カレー屋は何処だ。」 辺りは簡素な住宅街だ。 こんな場所にカレー屋があったら、毎日何処かの夕飯がカレーになる。 カレーの匂いはそれだけの魅力が詰まっているのだから。 匂い。カレーの匂いがした。 意識した途端にぶわっと鼻腔を膨らませる。 しかも、3日目の一番幸せな香り。 その匂いに導かれるように、私は歩き出していた。 歩いていると、道路の上に食堂のテーブルらしき物があった。 道路と行っても車の来

          昔見た変な夢の話1