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連絡が途絶えた職人たち

みなさま、覚えていただいているでしょうか?

インドでのお洋服プロジェクト。

約束していたアポが飛んで
その後、自力で探して
出会ったテーラーのファルークさんの工房。


アーメダバードのテーラーさんたち。一番左がファルークさん。

2週間工房に通い
仲良くなって。働き方を知って。

生地をたくさん購入して
日本から考えてきた服をオーダーし

「いつまでに完成しそう?」と聞くと
「 2/7 納品でいけるよ!できたら連絡するね。」

と、言ってもらったので、
(本当は3/23に間に合えば良いから余裕だな)

と生地を渡し
続きは任せて日本へ帰国・・・。

その後・・・

えぇ。ご想像の通りです。

ファルークさんから連絡こない。

永遠に来ない。

待っていても仕方ないので
何度こちらから連絡したことか。

その度に
「実は、奥さんの調子がわるいんだ」

「ラマダンが終わらないと無理なんだ」

「仕事が忙しいんだ」

…と、言い訳のオンパレード

ファルーク「◯日までにおわるよ」
きよみ「本当に本当に終わる?」
ファルーク「神のみぞ知る(多分永遠終わらんやつ)」

何回聞いても
「あと1週間でおわるよ」
が永遠に続いております。笑

もちろん電話も
ビデオ通話もすでにしております。

共通の知り合い経由に
言ってもらうことも試したし
考えれることは全部やった!

けど、あがってこない!
うーん、インドだなー。笑

実は、笑ってみていられるのは理由があって
カンボジアでカゴを始めた当初
いまの職人たちにたどり着くまで
何度も場所が変わったから。

既に経験済みなのです。笑

moilyのかごを作ってくれてる職人たち

はじめは小さなかご工房から始まり

自転車で見つけたおばあちゃん職人

現地の方の紹介の小さな集落

自転車で見つけた新たな集落

はじめの工房で出会った職人の出身の村

全てトライしたものの
様々な理由でストップしてしまったのです

現地の友人の紹介で、今の村に辿り着いたのは
カンボジアに拠点を移した1年後。

そう、1回でうまくいくと、そもそも思ってない!!!

まずは現地の職人たちと
一緒に時間を過ごして
インドの働き方、大切にしてること、
言い訳の仕方、傾向、色々知るためにまずやってみよう。
そんなタイミングで出会ったファルークさん。

とりあえずやってみた結果、

彼らに任せて日本へ送ってもらうものを
作るのはなかなか難しそうです。笑

とっても優しくて温かい
大好きな人だけれど
それだけじゃ難しいね。

ファルークさん

ファルークさんと連絡はとりつつ
新しい場所も探し始めている、現在のきよみでした。

スムーズにいくより
これくらいの方がきっとおもしろいよね。(今の所まだポジティブ)
引き続きどうなるのか、一緒に見ていっていただけたら
嬉しいです。

もちろん今のところ予測不可能。

次の更新が気になる方は
公式ラインでお知らせしてます。


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