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「免疫の病にあれば酔い果てて            さらに冴えくる 」春日井建歌集(短歌研究文庫)より Hello My Sick

ハロー・マイ・シック 
短歌というものがなにかまったくわかりませんがこのフレーズはとても愉快でハートを掴まれますね。
たぶん、免疫という言葉に、わては反応したのですが、
あれ、春日井さんも関節リュウマチだったの?
ではなく。検索したら、
” 中咽頭癌のため死去、65歳であった。”
癌はまさに免疫の病の頂なのですね。
となれば病と歌は手を取り合って共に終焉に向かっていくのでしょうか・・
あちきは選曲と手を取り合って青春へ向かって逝きたいものです。


吉岡 雅哉(作画)

で、短歌を理解するにはそれなりの学びが必要なのでしょうが、
偶然古本屋で出会った故、短歌を知らぬものの無責任な呟きをお許しいただきたい。春日井さんはきっとお酒がお好きだったのでしょうね、か?
私も多少嗜みますが、カンマチからは、
酒も砂糖も小麦も断つ盾勃つ時と言い聞かせてはいるが、
この数日は息子が滞在していることを言い訳に、
良いことならなんでもします縛りを解いてやんわり嗜んでいる。
昨夜はあまりに寒く熱いお湯で焼酎を煽り
度を越す超唐清潔料理に促され
久々に紹興酒をいただいてムーンフェイスも日の丸だった。

” 酔い果てて さらに冴えくる ”

”さらに冴えくる” 

なんというフレーズ・正に酒の蠱惑を万全に修得しているばかりか、
オーラルコミニケーションに精通している建さん乾杯!オイラはテンプテーション踊ります。

かと思えば、
まさかの・・・

ウォーホルが邪気なく毀し再生せし缶づめのラベル、ミッキーマウス


アンディウォーホル日記の上下巻とも最高にエキサイティングですが、
以下のドキュメンタリーもリアルで学べます。
では、また。

さて選曲です。
https://www.mixcloud.com/moichikuwahara/moichi-kuwahara-pirate-radio-andy-warhol-diaries-0717-523/


THE ANDY WARHOL DIARIES Trailer (2022) | NETFLIX

アンディウォーホル日記は、パットハケットが編集したアンディウォーホルによる1989年の同名のノンフィクション本に基づいた、エグゼクティブプロデューサーのライアンマーフィーによるアメリカのドキュメンタリーストリーミングテレビ限定シリーズです。 ウィキペディア(英語)
https://www.netflix.com/jp/title/81026142


春日井 建
(かすがい けん、1938年12月20日 - 2004年5月22日)は、昭和平成期の歌人

初期は幻想耽美的かつ背徳的な作風で知られるが、次第に肉体と精神の観念を中心とした美学に移り、死病を得た晩年は、病と対峙する劇化された自己および現実に近い場面を均整のとれた文語体で詠んだ。前衛短歌運動の一人とされることもある。

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