ところで、12月ってほんとうですか?
12月になりました。うそでしょ。
今年はコロナのおかげで外出控えめ、季節ごとのイベントもほとんどまともに消化できないまま終わりそうなので例年にもまして「年の瀬感」が希薄です。しかも、空気がぬるい! 冴え冴えとした冬の空気を好む者としては、いまひとつ気分も上がらないままクリスマスシーズンへ突入してしまった感じがします。
310.おやつ
しかし、この2020年というおそらく世界史の教科書に載るであろう一年をふりかえるとき、あらためてその偉大さを教えられた気がするのは「おやつの時間」ですね。
たとえ外出ができなくても楽しむことができ、荒ぶる気持ちをその甘やかさでそっと慰めてくれる存在。それが「おやつ」。感染症の拡大でスーパーの棚から小麦粉やホットケーキミックスが姿を消すなんて、それ以前にいったい誰が想像したでしょうか?
ぼくの好きな国フィンランドに「カハヴィタウコ」、つまりコーヒーブレイクということばがありますが、それだけじゃなく、フィンランドではこのカハヴィタウコを目的とした休憩時間の権利が労働者に認められていて、ちゃんと就業規則にも記載されているのです。すごくないですか?
コロナのおかげでその「効能」があらためて認められることになった「おやつ時間」、ぜひ日本の企業にも広まってほしいですね。ちなみに、我が合同会社モイにはあります。
ロイヤルミルクティーと馬車道十番館のビスカウト。これはチョコレート味ですがレモン味もおいしいとの情報あり。
スウェーデンのKOBBSのアロマティーと多奈可やのロシアンケーキ。KOBBSのサマーハウスブレンドは、以前お店で使っていたNORDQVISTのレイニーデイをすこし華やかにした印象です。
コーヒー(アンモナイトコーヒーマーケットのオータムブレンド)とフィンランドのドーナツチェーンArnold'sのブルベリードーナツです。ドーナツは、あえてフィンランド語で「ムンッキ」と呼びたい。
以上、今週のおやつでした。みなさんも、心がトゲトゲしてきたらすかさずおやつを食べて乗り切ってくださいね。
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