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3ヶ月やってみてわかった、お金をかけず在宅勤務を快適にこなすための3つのコツ

こんばんは。〝テレワークのひと〟歴3ヶ月、気づけば時流にのってしまっていたMoiの岩間です。

さて、いま日本には、降って湧いたような在宅勤務、つまりいきなりステーキならぬ〝いきなりテレワーク〟に困惑している人たちが沢山いることと想像されます。じっさい、そんな姿を見かねてか、ネットにはテレワークを円滑にするためのお役立ちグッズの紹介記事が並んでいます。

たとえばこんなのとか

はたまたこんなのとか。

たしかに、どれもこれもあったらいいなという便利グッズではあるのですが、とはいえいつまでテレワークが続くのかわからない中、わざわざお金をかけてまでモノを増やすというのも考えものです。

それに、たとえわざわざモノを買わずともちょっとした工夫でテレワークを快適にすることは可能です。

0.極私的テレワーク事情

昨秋、僕は17年間つづけたカフェをクローズし、現在はフィンランドと日本とをつなぐポータルサイトを相棒のハラーダーとともに制作しています。いずれ拠点となるスペースはつくる予定ですが、いまのところ作業はほぼ在宅で完結しています。

僕らがどんな感じで作業をしているかというと、まず日常的なやりとりはほぼslackのみです。必要があればFaceTimeなども利用しますがいまのところそれもほとんど必要がない感じです。メンバーが2名なのでそれでも十分可能なのですね。

ただし、ひとつのプランについて「これで行こう」と最終的に意思決定する段階では必ず顔を合わせてミーティングを行います。後になって、知らない、わからない、聞いていないといった齟齬がたがいの間で生じないための、それは必要な手続きといえるでしょう。

そんな感じで在宅勤務を3ヶ月やってみて僕が感じたテレワーク最大の問題は、やはり集中力の維持につきます。というのも、通常自宅というのは仕事から離れ、仕事の疲れを取るための場所であるため、どこをどう切っても仕事しづらいような空間に出来ているのはむしろ自然なことといえるでしょう。

では、そんなある意味極悪な環境下で粛々とテレワークを遂行するには一体どうすればよいのでしょう。ここでは、僕の3ヶ月間の体験をふまえそのコツを3つご紹介したいと思います。それでは、

3ヶ月やってみてわかった、お金をかけず在宅勤務を快適にこなすための3つのコツ

をご紹介していきます。

1.BGMにはLo-Fi HipHopがおすすめ

静かすぎると仕事に集中できないというひと、いますよね? あ、それ僕です。たとえば読書も、ちょっとザワザワした電車の中がいちばん捗ったりします。なので、ページをめくる音しかしないような図書館の閲覧室などは無理です。

そんなわけで、家で仕事するときも「集中するために」なにかBGMを必要となります。とはいえ、ラジオではついつい話に耳がいってしまい、伝票の仕分けといった単純作業のときはよいのですが、集中力を必要とする仕事には向きません。

また、Apple Musicなども好きな音楽をいちいち選んで流してしまうため気づくと一緒に口ずさんでいたりして、まるで音楽を聴く合間に仕事してるみたいな感覚になりあまりよろしくありません。

そこでおすすめしたいのが、ローファイ・ヒップホップです。ローファイ・ヒップホップとは、ここ数年YouTubeやSpotifyを通じてファンを増やしている音楽ジャンルで、特徴としてはちょっとレイドバックしたざらっとしたトラックにジャズなどのサンプリングを乗せた〝作業用〟を意識した音楽である点が挙げられます。その意味では、往年のパーシー・フェイス・オーケストラや101ストリングスのようなそれは「21世紀型イージーリスニング」と言えます。

ローファイ・ヒップホップのクリエイターは、アメリカ、韓国、フランスなど世界中に存在していますが、みな一様に日本のアニメ文化からも影響を受けており、YouTubeにあげられたこの手の音源にはたいていそうしたイラストがセットになっています。あえてBGMを意識しているため「夜」や「喫茶店」や「勉強部屋」といったぐあいに、どのようなシチュエーションに最適な音楽かをイラストからも判断できるようになっているのです。

説明が長くなってしまいましたが、ためしに聴いてみていただければなるほどと思われるはずです。流しっぱなしにしていても耳を奪われることのない、いい意味で単調であることに徹した音楽です。あ、ヒップホップといってもラップが入っていたりはしませんので。

ちなみにこれは、フランスのDimitriが主宰するYouTubeチャンネルChilled Cowによる「勉強用」の音源。流しっぱなしにすると外の景色が変化するので、それによって自分がどのくらい仕事に精を出したかが可視化されます。

2.室内を移動する。それでも飽きたら散歩。

何を隠そう、僕の集中力のなさには定評がありまして。いままでカフェで立ち仕事だったせいもありますが、じっと座って作業をするのがほんとうに苦手なのです。

そのため、集中力が切れてきたらすぐ室内を移動します。PCで作業をする場合、どうしてもテーブルに張り付いている必要がありますが、べつの部屋に移動してもスマホで調べ物をしたり、ノートとペンだけ持ってひなたぼっこしながらアイデア出しをしたりということは可能です。

他にも、本を読むときなどは立ち読みもよくします。むしろかえって落ち着くくらいです。事務所スペースをつくるときは、コーヒーカップを置ける立ち読みに適したカウンターが欲しいです。

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もちろんそうはいっても、やはり人間の集中力には限界があります。じっとしていると脳の動きも鈍ってくるような気もします、根拠はないですが。そんなときには、迷わず散歩に出ましょう。もちろんランニングでもかまいませんが、僕は自分を甘やかしたいタイプなので散歩でじゅうぶんです。特に、散歩中に考えるための「お題」を用意すると、散歩中の時間も無駄ではなく「仕事している」という気分が味わえるのでおすすめです。

じつは、テレワークの敵に「仕事しているのにしているような気にならない」問題があります。これが、結果的には仕事とプライベートの区切りがつかないという事態を招いてしまうのです。たとえば、仕事は9時5時と決めたなら、たとえ散歩中でも「就業時間内」はずっと仕事のことを考えるよう心がけるのがオンオフの切り替えを図るためには有効だと思います。

最後、これがもっともクセものです。

3.Twitterは開くな

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とにかく、ツイッターのアプリは自分で決めた昼休みや休憩時間を除いてはけっして開いてはいけません。個人的な見解ですが、ツイッターほど集中力を奪うものはありません。ちょっと息抜きのつもりで立ち上げたツイッターのアプリが、ハイパワーな掃除機並みの馬力でもってあなたの貴重な時間を吸い込んでいきます。ホントくれぐれも気をつけましょう。

以上、なーんだそんなことかと思われたかもしれませんが、こんなちょっとしたことだけでも在宅勤務の環境はかなりよくなります。嘘じゃないです。しかも、そのためのお金は一銭たりともかかりません。

とにもかくにも一刻も早くこの騒動が収束することを祈るばかりですが、せっかくの機会ですので少しの工夫で快適なテレワーク環境を手に入れていただければと思います。

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北欧フィンランドがコンセプトのカフェ「moi(モイ)」を17年間やってました(荻窪→吉祥寺)。現在はフィンランドに特化したポータルサイトを制作。「喫茶ひとりじかん」という居場所づくりのプロジェクトもMUJIの協力の下、都内にて開催中。http://www.moicafe.com

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