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自分の強みを知りたい人に、ストレングスファインダー2.0のススメ。

この本を呼んでウェブテストを受けたきっかけ

社会人10年目となる今年、改めて「自分の強みってなんだっけ?」というのがわからなくなっていました。そんな時に書店で「ストレングスファインダー2.0」の本を見つけたのがきっかけ。「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」というキャッチーなキーワードに惹かれて購入・読了したところ、自分の強みが可視化される良い機会となりました。

この本のメリットサマリー

・苦手なこと<得意なことを活かして成長した実例が掲載されている  
・自分の強みトップ5が端的にわかるレポートが読める
・今後のキャリア形成を考えるきっかけになる
・今後伸ばしていきたい「潜在的な強み」を把握できる
 

ストレングファインダー2.0って、何?

一言で言うと「自分の強みを知るきっかけ」「内省のためのツール」です!普通の自己啓発本と異なり、概念的な話を理解した上で、実際にテストを受けて確認できる実践ができるのが大きなポイント。

この本は2部構成となっています。
・自分の強みを可視化することの大切さを説く、概念的な話
・自分の強みを知るためのウェブテストを受け、5つの強みを具体的に知る実践

34のカテゴライズされた資質から、自分だけの5つの強みを見つける

測定できる34資質(強み)があり、テストを受けるとその中の最上位5つが導き出される仕組みになっています。これは個々によって何千通りもの組み合わせになるので、ひとりひとり違う上位資質になります。この5つの強みを組み合わせたり、意識して仕事やプライベートの活動に取り組むことで自信がついたり、自分自身と向き合うきっかけになるとのこと。

実際に本を読んでウェブテストをやってみた

概念的な話は30Pしかないので、30分もかからずにさらっと読めます。その後は巻末についているシリアルコードを使って、webページ上で30〜40分程度のテストを受けるだけ。その後、マイページから強みの詳細レポートが配布されるので、詳細を確認できますし、PDFで出力できるので、思い立った時にいつでも読み返すことができます。

浮かび上がった5つのキーワードと、対峙する

・ポジティブ
・最上志向
・適応性
・活発性
・内省

ポジティブ- 肯定的な面に目を向ける職務に秀でている / 楽観性の糧になり、生気を与えてくれる肯定的な環境に身をおくこと 

最上志向- 人の成功を助ける職務を探すこと、コーチングやマネジメント/ トラブルシューティングや問題解決が得意な回復志向のパートナーを探すこと

適応性- 急展開する事態にも冷静に対応できるバランスのとれた物の見方ができる/厳密な手順に従う業務は苦手なので、変化に富むことを求めるほうが良い

活発性- 自分で意思決定し、行動に仕事を探すこと/実際の経験から多くを学ぶので成長するためには才能やスキル、知識を試すような難しい状況に意識して挑むこと

内省-哲学や文学、心理学の勉強をはじめてみることで思考を刺激する/書くための時間を見つけることで、考えをまとめて具体化できる

一部抜粋した結果ですが、わかりやすく端的に書いてあるので、どんな人でも理解できると思います。マイページにログインすると、PDFレポートと、以下のような画像で強みの可視化が行えます。

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とても良いなと思ったのは、それぞれの資質に対して向いている職業や働き方のサマリーがまとまっていること(本の中、レポートから読めます)また、それぞれの資質に対して強みを持つ人と一緒に仕事をする上でのアドバイスまで書いてあるので、チーム単位で受験して、お互いの強みを認識し合うというのも非常に良さそう。

ストレングスファインダーを受けてから、少し意識が変わった

ここ半年ぐらいは仕事のやり方や進め方を含めて、大いに壁にぶち当たることが多く、悩んだり苦しんだりすることが多い日々でした。ただ、自分の根っこにある本質的な「ポジティブにふるまう」「人を援助するフォロワーシップを大切にする」ということを忘れていたなというのにハッとして、それからはなるべく「楽しい方向に考えていく」「工夫する」「誰かのために」という意識を持って取り組むようにしました。(例えば辛い仕事だったりしても"逆に面白いな"と思うようにしたり、なるべく対話でのコミュニケーションを増やしていくなど)その結果、今では忙しい時期もあるけれどもそれらも含めて今の環境で挑戦できて楽しい、という切り替えに繋がって前のマインドに戻れつつある感じがしています。これは強みを可視化して、認識して、「こうなりたい(ToBe)」を自分の中に持てたからこそと思いました。

まとめ

実際のところ、「本当にこんな良い強み持っているんだろうか...」「私はこんな崇高な人間じゃないぞ...」と若干不安になることはありました。笑

とはいえ、大切にしたいマインドは含まれていたので、浮かび上がった5つのキーワードを持っていると自信を持って言えなかったとしても、「これから強みとして伸ばしていくために、自信をつけるためにはどうしたらいいか?」と考えていくほうがいいなと思いました。

ちなみに私は転職回数が多い人間なのですが、「適応性」という意味では、その会社ごとに求められているものを汲み取りながら、その都度フィットした働き方をしているのでそういう意味では強みなのかもしれないな〜と振り返る良い機会になりました。自分の強みがわからない人や、改めて強みってなんだろう?と思われている方、今後のキャリア策定に活かしたい人に、オススメの本です。学生さんであれば就活の時にも良さそう。ぜひ、今後のキャリアや自信を無くしかけた方に受験してみてほしいです。

さいごに本を購入する方への注意

本についているシリアルコードは1回分なので、中古で買ってしまうとテストが受けられない可能性がありますのでそこだけご注意ください〜!

あと、 SPからテストを受ける場合はUIがすこぶる良くないので、webからアクセスしたほうが良いかもしれません。(かなり苦戦しました。)



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