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健康的な生活とは。

暑い。
日中が暑い。凄い年だ。
私が生きている間に季節は夏と冬だけになるのかな。春と秋が好きなんだけどな。
 
10月は慌ただしかった。
同時期に身内が2人も入院し、私の母は忙殺された。
家の近くに大きな病院などないので、車で約30分のところにある病院2件のハシゴ。
私が休みの時には代わりに着替えなどを持っていくが、面会は予約制の病院だったので、顔を合わせる事なく淡々と過ごした感じだった。
かつ、入院期間を活用して家の一部分をリフォームし、日常生活にも支障が出た。
私は平日の日中は出勤しているわけだから、特段忙しい感覚はなかったが(仕事以外で)、家の中の不自由さに少し疲れたかな。
 
月内に1人は退院した。
もう1人は恐らく帰ってくる事は難しそうだ。
まぁ、どちらも後期高齢者、気持ちは若くても驚くような話ではない。
周りの人間が覚悟を決めて自分の毎日を送る、それだけなんだろう。
 
そして11月を迎えた。
なんだこの暑さは。
と冒頭に戻る。
 
世界情勢だけでなく気候もか、と。
飼い猫が困惑しているのが分かる。
夏毛のままでいいのか、冬毛にした方がいいのか。
金木犀なんか、一瞬で終わった。
蚊もまだ健在。
車のエアコンは何度に設定するのが罪悪感に苛まれないのか。
だけど
日の短さだけはいつも通りで、夕暮れ時の山の稜線が相変わらず美しい。
稲刈りを終え野焼きされた田んぼが増えて、秋の味覚が食卓に表れる。
変わりゆくものと変わらないものが混在した生活。
長い年月をかけて生まれた習慣は文化は、たった数年でガラッと変わる事も有り得るんだろうな、と現在気温21度の19時にふと思うなど。
でも大体は、急にガクッと寒くなったりするんだよね。
気温にも情緒が欲しい。
 
動きやすいのは良い事だ。
今年の秋の行楽はほぼ「夏」状態かもしれないが、寒いから家から出たくないという気持ちは薄れ、外出を楽しめるのは心身共に健康だと思う。
私はライヴにも行くし、もう1件チケット応募しようと企んでいるものもある。
寒いと文字通り身体が縮こまるからね。
楽しんだ者勝ち精神で今年を乗り切りたい。
 
ただ、
あまりに色々な事が起ったので、年賀状の作成というミッションをすっっかり忘れていたと同時に軽い絶望も感じている。
喪中だったばっかりに、年賀状を作って送って受け取ってリスト化する作業の地味な大変さが、たった1年で薄れていて、年内のスケジュールに入っていなかった。
「あと2~3年で閉業する」と宣言して10年が経っているし、リースしている複合機の契約期間があと5年以上あるのは何故だ。
 
私にとって謎の多い1年になった。
と同時に、加齢が我々の生活圏内を狭めていくのも実感した。
 
来年はもっと足を伸ばして自分の為に遊びたいものだが如何に。

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