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迷路への入り方

その人をどこから見たか、状況、関係、自分の役割、そういうもので、自分にとってその人が良い人か悪い人かは大きく変わってくると思う。

どこから入ったかでゴールが変わる迷路みたいに。

少し話は変わるのだが、この前、夫と話していて「怒らない人はいないね」という或る結論に達した。
そして私は、怒りという感情が自分にあるからこそ、ひとにはこれはしないでおこう、気を配ろうと思えるんだと気づいた。
優しさは怒りから、そうやって生まれる。だから、怒りも一概に捨てていい感情とも言えない。
人間だから、愛する周りの人たちに迷惑をかけすぎない程度には、怒る時もあっていいのだと思う。

また話は変わって、ちょっとした話。
私は小さい頃、親に愛されてる自覚がありすぎて、自分に意地悪をする人がいると「ああこの人はきっと親に愛されて育たなかったんだ」と思っていた。酷い話だと思う。私の方こそ、いじわるいではないだろうか。
しかも、意地悪って私に対してだけかもしれないし、その人も誰かにとっては良い人なのかもしれない。

想像力に自由な余地を与えていたい。


夕飯後のベッドから、隣で我が子が眠る夜 moi

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