AVA/エヴァ(2020年)
Amazon プライムおすすめ😊
出演者
ジェシカ・チャステイン ジョン・マルコヴィッチ コモン ジーナ・デイヴィス コリン・ファレル ヨアン・グリフィズ ジョアン・チェン
感想(ネタバレあり)
お休みの午後、新しい小説のネタにと思い『ジオストーム』を見始めたら、展開が遅くて寝落ちしそうになったので、テンポが良さそうなこの映画を見てみた。
殺し屋が自分の所属する組織に追われるという定番の物語だが、途中中弛みもせず、最後まで見ることが出来た。
国際的な暗殺組織の設定だが、本部はコリン・ファレルの小さな別荘のような家でファミリー経営。
ITを駆使すれば、今時の『組織』はこの規模で良いのかも知れない。
『安定を重視して〜』の続編で『組織』が復活するので参考にはなる。
この映画、最初はフランス郊外での暗殺から始まり序盤は国際的なのだが、途中から最後までボストンでの小競り合い(尻すぼみ)。
物語のバランスは大事。
一番違和感を感じたのは、コリン・ファレル。
暗殺組織のボスには軽すぎる。
主人公を殺し損ねたあと、ホテルから徒歩で逃げるのも、みすぼらしい(ボスが電車に乗って殺しに来たの?)。
最後に自分の家族の安全を乞うところも、組織の親玉が口走るセリフではない。
現実の世界が厳しすぎて(ウクライナとかコロナとか)物語の中だけは、優しい時代になったのかも知れない。
MOH