Chicago 1967年から活動しているブラス・ロックの殿堂
子供の頃、初めてLP2枚組ベスト盤(CBS SONYの赤い箱入り)を買ったロックバンドでした。
おこづかいを貯めて買ったと思うのですが、母親から小言を言われた記憶があります(当時の小学生にとって3千円は大金)
来歴
よく聞いたのは ”Saturday in the Park” まで。1972年頃までです。
改めてネットで彼らのアルバムを振り返って見ると、最初の4枚目『Chicago V』までは曲名を見て「フンフン」と思うのですが、5枚目以降は知らない曲ばかりでした。
その後、流行った曲 ”Hard to Say I'm Sorry”(1982年:Peter Cetera、David Foster)なども知っていますが、ファンとして聞くことはありませんでした。
その頃からレコーディング時の演奏は、TOTOのメンバーがやっていたそうです。 やっぱり演奏はあまり上手くなったのでしょうか? 子供心ながらに「学校のブラスバンド部の音みたい」と思ったりもしていました。
アルバムリスト(知らないものが多く備忘未満?)
アルバムのナンバリングに執念を感じないではないのですが、その割には飛んでいる番号もあり、その辺の大らかさはアメリカらしいのかな?
お気に入りの曲
結局のところ、子供の頃に聞いた初期アルバムの曲以外、耳に馴染みがないことが分かりました。
Chicago = ブラスロックのイメージが強く「管楽器の音がしないとChicagoではない」という思い込みが強いのかも知れません。
Introduction (2015年に北米でChicagoとEarth, Wind&Fire がツアーを行ったそうです。演奏者の見映えはともかく音は良い😄)
Beginnings(1970年ライブよりも、このビデオの方が音は原曲に近い😅)
Does Anybody Really Know What Time It Is? ( vo. Robert Lammは不変)
Questions 67 & 68
今まで Chicago を YouTube で見たこともなかったのですが、演奏を見ながら聞くと「若い頃より、上手くなっている!」という新たな発見をしました。
間奏でアドリブも入れているし😄
演奏しているメンバーを見ていると『夢グループの地方公演?』と思わないでもないのですが😅
おまけ
同じ頃に流行ったチェイス(Chase)という、ブラス・セクションが「トランペットのみの4人編成」というバンドもいました。
(1971年「黒い炎:Get It On」がヒット。ビデオを見ると、歌手:和田アキ子がカバーを歌ったのに納得です😊)
調べてみたら2年で解散し、1974年にリーダーのビル・チェイスがグループを再結成したのですが、ツアー中の飛行機事故でリーダーとメンバー3名が死亡したというまとめを見て「うんうん、そんなのを新聞で読んだ気がする」と思い出しました。
最後に
Chicagoを一通り聴くのであれば、このベストアルバムで十分かと思います。
私も今、手元にあるのは、このアルバムだけです。
追記
と、書いておきながらApple Musicのライブラリ(クラウドに保存した自分のCD)を確認すると、The Chicago Transit AuthorityからChicago VIIまでありました。いつ買ったのだろう?
MOH