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KDP出版のご報告😊その5(6冊目)物語の進行上、今回のページ数は少なめ
第6巻を出版
KDP(kindle direct publishing)で6冊目の電子出版を始めました。
今まで1週間ごと、毎週はじめに出版していましたが、今回は遅めの出版となりました。
今回は水曜日にリリースし、木曜日夕方から5日間無料の設定をしています。
6巻とも Kindle Unlimited の読み放題対象です。
【備忘】
1巻:267頁、2巻:290頁、3巻:400頁、4巻:228頁、5巻:239頁、6巻:139頁
今回のKindle出版での気づき
『小説家になろう』へ長く投稿してきた、この物語をKDPで出版すると決めた時、最初に考えたのが「何冊にするのか?」「1巻あたり何文字にするのか?」でした。
要は「100万字の小説をどう分けるのか?」です。
最初は全5巻、1巻20万字くらいを考えていました。
念の為、KDPで出版されている小説のページ数を調べたり、Webで電子書籍(小説)の1冊あたりの文字数を調べてみると、1冊20万字(原稿用紙500枚)の小説は見当たりません。
1冊、5万〜10万字の小説がほとんどでした。
そこで全体構成を次のように考えてみました。
シリーズ構成
(話の内容で1巻の区切りをつけることが前提)
episode 文字数 タイトル
【発刊済み】
001-027 115千字 新入社員研修編(前編)
028-058 117 新入社員研修編(後編)
059-100 165 特別プログラム・初ミッション編
101-128 104 『世界の隙間』 旅行編
129-157 105 フォローアップ研修・帰還編
158-170 60 お盆前ミッション編 + ← 今回リリース
【予定】
171-201 115 教皇ミッション編
202-229 104 二人でトレーニング編
230-241 42 出張トレーニング編
242-255 56 新たなる展開・観葉植物編
256- 未来人との・・・(了)
あと4巻で終わらせる予定ですので最後の方は併せる形で検討中。
次巻7巻はこの類いのSFによく出てくる、ローマ教皇が出場します😊
短い期間の中でタイムトラベル、タイムリープが何度も行われるストーリーなので、話の辻褄が合うのかメモを確認しながら書いた記憶があります。
最後にこの巻(第6巻)のご紹介
出版前の校閲で読み直してみると、あらすじに追われて、書き急いているようです。もう少し主人公たちの動きや周りの様子を丁寧に書けば、小説としての厚みは増し、読みやすくなるのではなかったかと思います。
「じゃあ、KDP出版の前に書き直せば?」となるのですが、それをやっているといつまでも出版が出来なくなるので、書き直しは早々にやめました。
SF小説の常とは申しませんが、どうしてもストーリー中心、謎の解明が中心となり、所謂文学っぽい書きぶりから離れてしまいます。
これはこの物語を書き始めてからずっと感じており、最初に投稿した文章から何回か修正を加えているのですが、物語全体でト書きのように感じられる箇所が多々あります。
良く言えば『読んでいて勢いがある』、悪く言えば『文章として味わいが薄い』と言ったところでしょうか。
この巻のあとがきに書きましたが、文字数の少なさを補うために、本編のサイドストーリーを追加しています。
【第6巻 あとがき】
『安定を重視して入社した会社で 秘密『組織』に入会した件 お盆前ミッション編 +』をクリックして頂きありがとうございます。
この物語は2019年暮れから『小説家になろう』へ投稿をはじめ、2020年に『JINKE小説大賞』最終選考2作品の一つに選ばれました。
この巻には未発表のエピソード「【サイドストーリー】『世界の隙間』の開発」が含まれています。
大袈裟に言えば本邦初公開、本当のところは二〇二〇年度の星新一賞に応募したものです。
今考えると、長く続く物語のサイドストーリーをコンテストにブッ込むというのは、我ながら如何なものかと思います。
審査で読まれた方はさぞかし戸惑ったのではないでしょうか。
審査結果は予想通り、掠りもしませんでした。
次巻からエンディングに連なるエピソードが出てきます。
お時間があれば、最後までお付き合い下さい。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございます。
MOH