Firestarter(炎の少女チャーリー)安易な邦題/哀しい能力者のお話
2022年製作米国映画
上映時間:95分
原作:スティーヴン・キング
感想
短めで肩の凝らない映画を観ようと思い、見つけた作品。
短すぎて「続きがあるの?」と思ってしまう。
観た後で調べてみるとリメイクだった。
1984年版のオリジナルは、“超能力少女映画”の原点らしく、ミュージックビデオなどで、多くのオマージュ作品があるとのこと。
1時間半の映画なので、覚醒する前の超能力少女が、それに気づき思うままに超能力を使うには映画の寸が足りない。
【以下、ネタバレあり】
ラストシーンで母親を殺した超能力者(チャーリーに降参して許しを得ている)が、疲れた彼女を抱き抱えて立ち去るところは、製作陣が「興行成績が良ければ、続編を作れるかも?」という気持ちが滲み出ている。
原作は少女が、国家を訴えるところまで行くので、もしかしたら続編が作られるのかも知れない。
私は明るい能力者の小説しか書いてないが、使えるものは何でも軍事用途にしてしまう現実を見ていると(ドローンはウクライナ戦で大活躍💢)能力者が現れたら、この映画のように軍事目的に使おうとするのかもしれない。
MOH