作曲のハウツー本はKIndle Unlimited(読み放題)にたくさんあるが、この本は丸善本店で目に留まり、電子書籍がないことを確認し、その場で買い求めた。
近くの本屋でお求めになれない方は通販で😊
感想
この本を読んですぐに「心を動かす作曲」が出来るわけではないが、作曲初心者がテクニックの手前で「どうしよう?」と思うことの答が見つかる本。
曲を作り始めた人(MOH、私です😅)には、良い本。
上の目次に目を通して、直ぐに内容が分かる方には不要だと思う。
「曲を作ってみたいけど、どうすれば良いの?」という方には向いていない。
曲作りが出来る環境、例えば演奏出来る楽器(鍵盤楽器や弦楽器)や、利用出来るDTM機器が手元にある人が、作曲をする時に手掛かりを掴むための本。
そのレベルの作曲初心者が曲作りをしていく上で、精神的なハードルを下げてくれる入門書。
・作ってみた曲が、他の曲に似ている
・曲の中でフレーズを繰り返している
・音程が上がり下がりしているだけ
等々、作曲を始めたら感じる方もおられると思う。
著者はそれを良しとし、よく知られている曲はむしろそれらを積極的に利用している事を具体例を示して解説する。
自身にとっては『小説を書くように、頭の中で思いついた音を楽曲にできる』ことを確認させてくれた本。
しばらく読み返すことも多いと思う。
MOH