2022年邦画 『マイ・ブロークン・マリコ』女優 永野芽郁の快演?怪演?
Amazonプライムのお勧めで気になり、観てみた。
原作はコミック。
マイ・ブロークン・マリコ (BRIDGE COMICS)
映画『マイ・ブロークン・マリコ』公式サイト
女優がタバコを吸うシーンが話題に。
時代を感じる(劇中で吸うはタバコは「治療用」だと何度も断っている)。
確かに、役柄の中で永野芽郁の子役(佐々木告)も吸っていた。
調べてみるとその治療用タバコは20歳未満の使用は禁じられている(微量のニコチン・タール他の有害物質を含有している)。
映画の中とはいえ、話題にしない方が良いように思う。
感想(少しネタバレ)
「ディスプレイガラスにヒビが入ったスマートフォン」
「やさぐれて吸うタバコ」
「『ダチが』のセリフ」
「割り箸を咥えて片手で割る」
オープニングから永野芽郁の一人芝居、一人称での物語が続く。
今まで可愛い役の多かった女優が演じたためか『やりました感』『頑張っている感』が、絵に滲み出ている(批評しているわけではない)。
後半の八戸ロケに入り、設定不明の謎の釣り人(窪田正孝)が、彼女の思いを遂げさせないように、都合よく現れては付きまとう。
そうしなければ物語が途中で終わってしまうので、仕方ないのだが。
コミックをチラ見したところ、映画は原作に沿っているようだ。
地方ロケに入るまでのグチャグチャ感は面白い。あの勢いで最後まで突っ走れるストーリーが作れたら楽しい映画になったと思う。
八戸での静かな進行と、主人公の一人語りが続くところは冗長な感じがする。
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この映画を観て、永野芽郁ファンがどのように感じたのかが気になるところ。
MOH