『A Quiet Place: Part II』 I ほどのハラハラ感はない/制作中の III は2025年公開予定
「A Quiet Place」は、以前つぶやいた。
低予算(1作目は1700万ドル)で、興行成績の良いハリウッド映画は、続編が作られる。
I と II のあらすじ
感想など
ツッコミどころ
I を観た時にはあまり感じなかったが、 IIを観ると設定でツッコミたくなるところ多々だが、それを書き始めるとキリがないので、箇条書きに留めておく。
・IIは、I から1年以上経ってからのお話。家族だけでよく生き延びている。
・世界最強の米軍が、弱点満載のエイリアンを駆逐できなかった不思議。
【エイリアンの弱点】
特定の周波数音(普通のスピーカーから出せる音)で行動不能になる。
そうなると、リーガン(娘)に鉄パイプで殴り殺されるくらい弱い。
水が苦手で泳げない(船に乗らないと島に渡れない)
III まで続く理由
この映画「音を立てたら即死亡」のアイデアに尽きると思う。
エイリアンが地球や宇宙船の中で人間を襲う映画はいくらでもあるが、「音だけに敏感」の設定はなかったと思う。
音で人間を察知すると、瞬時に鋭い爪で襲いかかる。
その設定で生きてくるのが、生き残った家族の娘リーガン・アボット役のMillicent Simmonds。彼女は生後間もなく、medication overdoseで聴力を失っている。
監督のクラシンスキーは、キャストで耳の聞こえない女優を探し「私は耳の聞こえる女優に聞こえないふりをして欲しくなかった。耳の聞こえない女優は、その知識で状況を理解して多くを助けてくれるだろう。私はセットでそれについて教えてくれる人が欲しかった」と語っている。
IIで、物語を展開させるのは娘役のリーガンで、大人はそれにオドオドしながらついて行くだけ。
「I を観たから」という単純な理由だけで IIを観たが、ここまでくるとIIIの展開が気になる。
また、リーガンが活躍するのだろうか?
IIIがファイナルなら、何処かにいる?生き残りの軍隊が出動してエイリアンを殲滅するとか?
MOH