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今日はどうしても『不思議』が聴きたくて

希望あふれた この檻の中で
理由もない 恋がそこにあるまま
ただ貴方だった

星野源はあまり開放的な歌詞を書かない。
“檻“とか“地獄“とか、閉塞的だったり時に絶望的に感じるものが多い。
それは、彼が生きてきた道筋がそうさせるのかもしれない。

星野源は絶望を誰より明るく、温かく歌うアーティストだ。

私は、そんな星野源が好きだ。
孤独も悲しみも肯定する。地獄でなぜ悪い。

だから先日発売された『不思議』は私の中で極上のラブソングだった。

発売前後に結婚発表で、ちょっと自分と重ねてこの曲を聴くことができなかったのでちょっと休んでいた。
今朝、無性に聴きたくなってイヤホンで聴いている。

泣いた。ちなみにコメダにいる。
ヤバいやつ。でもこの記事仕上げたいから泣きながらコメダにいる。追い出されないかな…

もういいや。
この曲が誰を思いながら書かれた曲だとしても、それなら尚更その相手は最高じゃないか。
源ちゃんをこんな気持ちにさせてくれて、こんなに泣けるラブソングを書かせてくれたんだから。マジでありがとう。

私は今日、新しいフェーズに入った。

君を想った日々を すべて
乗せて届くように詰め込んだ歌
孤独のそばにいる
愛に足る想い
二人をいま 歩き出す

結婚しても、自分の中にある孤独は完全に拭いされない。
だとしても、その人と生きていくことは孤独に付随するものじゃない。

愛であってそれ以外じゃない。

孤独と隣り合わせでも違うもの。
この人を愛おしいと思う気持ちに嘘はないんだ。
孤独を持っていてもいい。この世に絶望していてもいい。
愛を語ってはいけない決まりはないから。


もう一回聴いたらコメダを出よう。
この後、子供達とドライブの予定。


追記:それでもケンティーは相変わらず正しいです。

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