バスが壊れた話。タダのありがたみ。

2018年3月某日

最近はネタがないと思ってたら昨夜は一つ目の仕事に行く途中、2台中一台のバスが壊れた。それでどうするのかと思ったら、徒党を組んで各自現場に向かうそうだ。

私は他3人のメンバーとタクシーに同乗して20分くらい走って会計一人8ポンド。他の組はチャーターした15席のボロいマイクロバスに25人乗って、一人5ポンド。
タクシーの方が安いですよね?
で、こういう場合は、かかった交通費は全員自腹だそうです。
バンドのマイクロバスには毎回タダで乗せてもらっているんだなあと、しみじみ思いました。
本番の間に修理して戻ってきたバスに再び乗り、タダのありがたさを噛みしめながら次に移動。現場はナイルのグランドハイアット。ここはかつてホテルの運営するクルーズ船に乗りにロビーを通過する程度に訪れたことがあるが、階に上るのは初めてである。ナイルに面したガラス張りの開放的なロビーに対して、吹き抜けに面した階の天井が低い。
披露宴会場は中心部の高級ホテルということもあるのだろう、ずいぶんコンパクトで、いつもの15cm高(前回5cm高と説明したが、もっと高かった)の光る床も、いつもより一回り小さい。場所があれば、奥の方に設置されるはずのドラムセットがその床のまん前にある。ここに一気に30人近くの男が載るのだから多分、私の演奏スペースはない。始まって整列すると、案の定、見たことないぎっしり具合で、それでもどこかに隙間はないかとそこらへんで粘っていると、ダンサー兼ドフのアイマンが私用のスペースを作って入れてくれた。というわけで、オープニングダンスをダンサーたちとともにサガットを叩きながらほぼ完璧に踊りきった。
後ろの方でちょこちょこ真似してたら全部できるようになってた。
説教くさいのはわかってはいるが、、、
門前の小僧、習わぬ経を読む
習うより慣れろ
継続は(2ヶ月ちょいだけど)力なり
という話である。
毎日、叩いて歌って踊って笑って、仕事は楽しいです。
ほんと、こんなんでお金もらっていいの?くらい。

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