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【その1】拡張する障がい者アート。障がい者アート×デザインでゆるくて面白いものを作ってしまった話。

ア、アートの倒置法や!

昨今、障がい者アートの活用が様々な媒体のニュースを飾っているのをよく目にします。かく言う弊社も、様々な企業様にデザインを通じて障がい者アートの活用を提案してきました。

ノベルティのデザインにしたり、広告に入れたり。ほんと色々。

長く障がい者アート×デザインを手掛けさせていただく中で、障がい者アートを活用してデザインを起こす場合の思考法が、一方通行だということに気づきました。

それは、
「このアイテムに障がい者アートを使いたい。」
「この広告に障がい者アートを使いたい。」など
まず、モノ・コトがありそれに障がい者アートをどうデザインするか?というもの。

しかし、いろいろな障がい者アートを見る内に、各々のアートに強烈なストーリーがあり、コミュニケーションの原石みたいなものを感じ始めました。

ひょっとして、障がい者アートから、それに合うモノ・コトを探す方が障がい者アートをよりダイレクトにそして面白く届けられるのではないか?

そして、ある日思いつき、叫びました。

「ア、アートの倒置法や!」


この、物語はここからスタートします。

あ、ご挨拶が遅れました。株式会社MOGU NOTE 投稿担当者です。
以後よろしくお願いします。

ある日見つけた、空叶論(くうとろん)さんのアート

趣味、そしてライフワークになりつつある障がい者アートの鑑賞。
そんな中、障がい者アートの普及を協業している、一般社団法人障がい者アート協会。その協会さんが運営するオンラインギャラリー、
『アートの輪』で空叶論さんのアートを見つけました。

ちょっと見てもらっていいですか?

自転車うさぎ

自転車に乗ってこっちを見ているウサギ。どうゆう感情なのコレ?

面白いですよね?もはや神の領域です。こんなアートというかイラストがゴロゴロ転がっていました。

めっちゃ種類ある〜。

たまたま見つけた一つのイラストから、一気に想像・妄想が膨らみ空叶論の作品で何か面白い物を作りたいという願望がふつふつと湧き起こりました。

どんどん他のイラストを見ていくと、同じようないろんなアートがたくさんある。

ここから、障がい者アートからのそのアートに合った商品作りがスタートしました。