商品の価値はそれを見る人によって変わる

商品の価値はどうやって決まるのか

こんにちは。もぐらみちです。好物は焼きそばです(特にインスタント麺)。今回は商品の価値について思ったことがあったのでこの記事で書かせていただきます。この世の中に出回っている商品は基本的にお金で値段が決まっていますよね。缶ジュースは120円、松屋のキムカル丼は500円、任天堂swichのソフトは5000円のように値段が付けられ、お金を利用することによって価値がわかりやすく決まっています。しかし、私は商品の価値はその商品を見る人によって変わると思っています。私はモノの価値はその人の知識によって決まると考えています。

 どういうことかというと、以下のような理論になります。

モノの価値はその人の持つ欲によって決まる。→モノに対する欲があればあるほどモノの価値は上がる。→モノに対して見出せる欲は増やすことができる。→知識があれば見出せる欲を増やすことができる。

 一つ一つ説明します。

モノの価値はその人の持つ欲によって決まる

 例えば、氷点下の今にも凍りつきそうな寒い冬に自販機で暖かい缶コーヒーが100円で売ってるのを見たとします。その人は温まりたいという強い欲があるのでコーヒーに対して100円以上の価値があると感じます。しかし、その隣にたった今フルマラソンを終えたばっかりのランナーがいるとします。その人を見るととても息が荒くなっています。そのランナーからすると熱々のコーヒーは全く要らないわけです。100円の価値もないでしょう。むしろ冷たい飲み物が欲しいくらいなわけです。つまり、お金では100円という価値のコーヒーでも人の持つ欲によって価値は100円より高くなったり低くなったりするわけです。そして、そのモノに対する欲があればあるほどモノの価値は上がります。

モノに対する欲があればあるほどモノの価値は上がる

 先のコーヒーの例をここでも使いますが、100円以上の価値を見出した人はコーヒーに対して”温まりたい”という欲がありました。もし、コーヒーに対して別の欲もこの人が持っていたらどうでしょうか。例えば、その人は幼稚園の先生で幼稚園児が遊ぶ道具が欲しいと思っていたとしましょう。缶コーヒーの缶は缶蹴りに使える遊び道具になるとすると、その人は缶コーヒーに対して、”温まりたい”という欲だけなく、”遊び道具が欲しい”という欲も持つことになります。その場合、その人が缶コーヒーに対して感じる価値はそれまでよりも高くなります。「100円で温まることもできるし、さらに園児の遊び道具をゲットすることができるなんてなんてお得だ!」ということです。この人に缶コーヒーを売るんだったら150円でも買ってくれたかもしれません。つまり、モノに対して持つ欲があればあるほどモノの価値は上がるのです。そして話は次に繋がります。モノに対して見出せる欲は増やすことができるのです。

モノに対して見出せる欲は増やすことができる

 例えば、私の好きなインスタント麺のペヤングで考えてみましょう。ペヤングは食べ物なので一般的には食欲を満たすものになります。なのでまず考えられる欲は食欲です。
 この時点でペヤングに見出せる欲・価値は以下になります。

食欲:お腹を満たすもの

 ただ、これ以外にもありますね。短時間で食べれるので時間を短縮したいという欲、作る工程に手間がかからないので簡単に作りたいという欲、自由研究でプラスチックが必要になっていれば材料が欲しいという欲、美味しい料理を作るヒントを得るために成分や隠し味を分析してみたいという欲、焼きそばをスケッチすることで絵が上手くなりたいという欲など色々あります。この他にも私が知らない価値があると思います。
 なのでここまででペヤングに見出せる欲・価値は以下の通りになります。

食欲:お腹を満たすもの
時間を短縮したいという欲:時間を短縮できるもの
簡単に作りたいという欲:手間がかからなく作れるもの
材料が欲しいという欲:材料を手に入れられるもの
成分や隠し味を分析してみたいという欲:成分を分析できるもの
絵が上手くなりたいという欲:絵を上手くすることができるもの

このようにモノに見出せる欲は増やすことができます。そして、次に知識があれば見出せる欲を増やすことができるという話に移ります。

知識があれば見出せる欲を増やすことができる

見出せる欲はその人自身の気づきや知識によって増えます。仮に先の例のペヤングに体にとても良い成分が入っていたとしたら、体に良いという価値を見出すことができますね。それに気づいた人にとってはペヤングの価値というものはより高くなるわけです。

言いたいこと

 つまり、モノの値段は同じでも知識がある人にとっては安くなります。言い換えると、一見モノの価値が高いと思っても実は高くないことがあるということです。その価値に気づけるようになるように知識をつけることが大事なのではないでしょうか。モノの価値を少しでも多く見出して、得して買い物したいですね。
 最後までご覧いただきありがとうございました。

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