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自分がやれないことの先。

Youtuberになりたい!

と思ったことはないのだが、「結局何が面白いんじゃい」と興味を持ったことはある。何個か軽く見てみたが、正直自分がターゲットとなるような動画ではなかったのもあり、結論としては「結局何が面白いんじゃい」だった。

何個か見てみると基本的にバラエティ系の動画が多いわけだが、うちの子供が見ているのは「ゲーム実況系」がダントツ。世の中でいう「やってみた系」もそれなりに楽しんでいるが、全般的に思うのは「疑似体験を動画で済ませられる世の中になってるな」ということ。

もちろん「パラグライダー体験してみた」動画を見たらもうパラグライダーしなくていいというわけではないのだが、ヘルメットなどにつけたカメラ(GoProという名称すら最近は一般的になった)の映像を見て、「こういう感じに見えるんだ」と、いわば「予習」できてしまう。
Google系のCMなどでもよく一時期絶景の場所の映像を見せて「こんな検索もすぐできる」といった見せ方をしていた。それを現地で見てみたいと感じさせることで魅力を伝えているのだ、観光促進だ、という見方もできるが、個人的にはこのまま進んでいくとVR映像とかでむしろ「行かなくてよくなる」という風にならんか?とは思っている。移動が難しい人にとってはむしろいいことではあるが。
行ってみたかった場所に行き、感想が「動画で見た通りだ!」だと、なんかこう…それでいいのか?という感じになってしまう。まあ実際は行ってみないとわからないことはたくさんあるから「どこも見たとおりだった」とはあんまりならないんだろうけども。

しかしYoutuberにしてもテレビにしても新しいネタを提供し続けなければいけないので今後もどんどん「あの場所に行った」「あれをやってみた」というのは出てくるだろう。ただそれでも現地の力として強いのが「食事」である。お取り寄せは別だが、地方の名物などは、たとえ物産展で食べられたとしてもちょっと気分が違うだろう。
そう考えると常にグルメ番組が減らないのもよくわかる。

まあそれがホントにどれも美味しい店なのかどうかは別だが…。たまたまグルメ番組で地元の美味しい店を聞いて回るのを見て、「あそこが?」というのもあったし。いやまあ味覚も人それぞれですな。
とりあえずYoutuberになるのはやめます。

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