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確率コントロールと嬉しさの関係。


モンスターハンターライズに限ったことではないが、最近は全体的にマイルドになってきている、というのは以前書いた。


が、中でも最近特に思うのが「素材が出やすい」ということである。たとえばリオレウスであれば「火竜の紅玉」というのがトップレア素材であった。自分がシリーズを初めてプレイした「モンスターハンターG(任天堂Wii版)」では、このドロップ確率は1%であった。100回抽選して一回出るかどうか、ということだ。しかも昔はモンスターもよりタフだったため、倒すのに時間がかかる。倒したあとの報酬や剥ぎ取り全部含めての話なので必ず一匹につき1%しかチャンスがないというわけでもなかったが、どちらにしろ出ない時は本当に出なかった。

時は過ぎ、現在そういったトップレア素材のドロップ確率は、3%から5%ほどになっている。いやどちらにしろ少なすぎるだろ!と未プレイの人は思うだろう。しかし昔を知っている人からすれば「オイオイ昔の5倍も出やすいのかよ!」となる。

我々は飼いならされていたのかもしれない。マゾ的な喜びに支配されていたのかもしれない。だが、やはり昔の1%素材が出た時のほうが喜びが大きかったことも事実だ。紅玉が欲しくて友達に狩りを手伝ってもらい、友達のほうが先に紅玉をゲットするのもあるあるだ。剥ぎ取る動作ごとに祈り、戦闘後の報酬前に祈る。そうしてゲットしたレア素材。これでようやくレア装備が作れる!しかし作ると素材がなくなる!もったいない!ちょっと置いとこうかな…(無意味)

みたいな思い出はあるが、じゃあやっぱり今後確率を1%にしますねと言われたらカプコンを叩きまくるであろう。そんなもんである。

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