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セルフレジはこりごりの巻

仕事で外に出たついでにコンビニに寄り、飲み物と肉まんを買った。冬場はすぐこういう時に肉まんを買ってしまう。小腹がすいたというやつだ。まああまりに小腹がすくので仲間内では「小腹王」と呼ばれたりもしていた俺です。
ちゃんと食事するとあんまり量は入らないのだが。

レジの人は感じのいいおばちゃんだった。飲み物につけるストローを丁重に断り、セブンイレブンのセルフレジの支払いに移る。最近はセブンイレブンは全てセルフレジに代わったのではないだろうか。少し前までは店員に金を渡そうとして「こちらでお願いします」と誘導されることもあったが、さすがにもう慣れた。
ところがこのセルフレジで初めて金が詰まった。間違えてゴミを入れたとかコイン以外のものを入れてしまったとかで詰まる例は聞いたことあったが、今日はまったく身に覚えがない。財布の小銭入れが汚いからかとかいろいろ考えてしまったが…。
レジのおばちゃんが「あっ、ちょっと待ってくださいね」と言い機械の前に回る。液晶画面に「トラブルの対処説明」が出て、こういう風になってるんだなぁ、と思いながら待つ。ところが全然直らない。あせったおばちゃんが同僚を呼ぶ。ところが同僚もよくわからないらしい。まずは機械の上のカバーを外し、小銭カウント部分の機械を引き出せ、と出ているように見えるが、何度も機械を引き出そうとして引き出せない。
はたから見ていて「上のカバーを外してないからではないのか」とも思ったが、微妙に説明の絵とも違う気もするし確証がもてない。そして機械をひっぱるおばちゃん。引き出せなくて説明を戻すおばちゃん。戻しすぎて初期画面になるおばちゃん。過ぎていく時間。冷めていく肉まん。機械を引っ張るおばちゃん。指示を出す同僚。
ここらへんで機械を直すことを諦めたのがよかったのかモードを切り替えると、とりあえず入れた小銭だけは出てきた。最後の10円を入れる直前で止まったように思っていたのであと10円渡せばどうにかなるのか?と思っているがまだもぞもぞ直そうとしている。ちなみにおばちゃんは出てきた小銭を再び投入しようとするも、そもそも投入口がロックされていることに気づき、同僚にストップをかけられていた。

結局はとなりのレジに移って打ち直したのだが、なんとなく事の成り行きを見守りながら「これは書き留めておこうかな…」と思ったので書きました。

セルフレジに小銭を入れるときは慎重に。

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