お手軽な建物プラモデル 札幌時計台
名城プラモとか建物ジオラマ系の模型を一度作りたいと思いつつ、ものすごく場所取りそうで迷ってたんですが、近所で中古プラモを物色してたらフジミ模型の札幌時計台のキットを見つけました。箱からして薄くてコンパクトだし指定色がほとんど基本色(*)だったので、初めての建物プラモに良さそうだと思ってチャレンジ。
*クレオスMr.カラーのホワイト、ブラック、レッド、ゴールド、ニュートラルグレー、ウッドブラウン
組み立ては本当に簡単。板を張り合わせて箱にして、屋根を被せて、台座に乗せるだけ。
特筆すべき点として、時計の文字盤と建物の窓枠は、説明書内に印刷されてる紙製パーツを切り取って貼り付けるようになってました。昔はこういう作り方もあったのか……フジミの公式ページによると、最新のキットはシールになってるらしいです。
塗装は全部筆塗り。屋根と柵はらくちんでしたが、白い壁面部に横線のモールドが全面にあって塗料がたまりやすく、何度も塗り重ねるうちに塗膜が不揃いに厚くなってしまいました。
それと屋根の頂点に近い部分にある☆マークを赤く塗るんですが、極細面相筆で慎重に塗ってもどうしてもはみ出してしまい、今後細かい塗り分けする時はマスキングゾル用意しないとな……と感じました。
大まかに塗装したら組み立てて完成。説明書には「周りにジオラマ用草パウダー(別売り)敷いて」とありましたが、持ってないので省きました。
……うーん?
結構、写真と違う。
本物には木柵ないし、玄関も形状違うし。説明書に草パウダー敷けとあるけど言うほど草地ないような……
ネットで調べるとかなり古いキットらしく、改築を重ねた現代と異なるのは当然といえば当然なんですが、忠実に再現というよりイメージ重視という感じがします。
本物を見たことがある父に見せたら「屋根はもっと黄色味がかってた」とのこと。
スケール表記がないので縮尺が近いかは不明ですが、どれだけコンパクトなキットなのか、参考に1/144のガンプラを並べて置きます。
時計と窓枠が紙製(現行品はシールらしい)なのを除けば、組み立てが簡単で、細かい塗り分けが少なく、完成品は場所を取らない、初めての建物プラモを楽しむにはぴったりなキットだと思いました。
今回はここまで。お読みいただきありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?