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あんまり笑かさんといてほしい・・・

私はゲラです。
笑いを抑えられなくなって本当にツラい思いをすることがよくある。
「笑ろたらあかん。あかん。」と思うと余計に自分の中の自動ボケ・ツッコミ装置が作動してしまい何でもないことがめちゃくちゃ可笑しく思えてしまう。
笑いの衝動と闘い、負けてしまう自分が可哀そう。
そもそも聞かなくてもいいのに、なんか面白いこと言うてはるやん・・・と耳が勝手に聞き取ってしまう。
私に言うてはるのと違うのについつい聞こえてしまうのだ。
可笑しな場面に遭遇することも多い。
その上ご丁寧に頭の中で再生して笑いのどツボにはまり抜けられなくなる。
その為、電車の中やシーンとしたエレベーターの中で絶体絶命のピンチに陥る羽目になってしまう。
なのに懲りずに面白い話は見たい聞きたい伝えたい・・・。

■■■社会人らしき青年二人の会話が聞こえて来た・・・
「この前な、後輩が『コンビニ行きますけど何か要るもんありませんか~』て言うから『ほな頼むわ~』って頼んでんやん。
焼きそばを。
ほんでな、買うて来てくれたもん見て「ええっ!」てなったわ。
焼きそば頼んだのにな、そいつ焼きサバ買ってきよってん。」

ごめん、ごめん。
会話に入ってないのに会話してる人より先に笑ってしまった。
聞こえる、聞こえる。焼きそばは焼きサバって。
「焼きそば」「焼きサバ」ほぼ同じやん!
腹筋プルプル状態になってしまった。


■■■お正月明けのめちゃくちゃ寒い日に近鉄大阪線河内山本駅にて・・・
二人のおばちゃんが電車に乗って来た。

「ホンマさっぶいなあ。凍えるなあ。服着れるだけ着てカイロも入れてんのにまだ寒いわ。」
「ホンマやなあ。寒すぎやなあ。せやけどまだ1月やろ。来月もっとさぶなんで。」
「かなんなあ。そやけどな、アンタ、あと半年もしてみ。
また暑ぅなんで。クーラーなんか効かへんで、暑すぎて。」
「ホンマやなあ。暑っついなあ。かなんなあ。」

で、どっちやねんっ。暑いんかい、寒いんかい。笑
おばちゃんたちの会話はなんか知らんけど笑える。
私もおばちゃんやけど・・・

■■■そして、おばちゃんと言えば、指示代名詞使いの天才が多い。
関西限定か他の地域でもそうなんか知らんけど関西のおばちゃんはとにかく上手すぎる。

「明日な、もしあれやったらそないしてくれてええよ。」
「すんませんなあ。もしあれやったら悪いけどそないさしてもらいますわ。」

・・・・・すごっ。これで二人は分かり合っている・・・。


■■■今日は私の歯医者さんの予約日。
先生に尋ねられる。
「この前から治療している左下の歯はその後どうですか?」

「甘いものを食べると沁みて痛みます。」

「え?!痛みますか?
・・・・その歯はすでに神経が抜いてあるんですが。」

「えっ!」
ハズカシイ。ハズカシイ。
神経ない歯やのに沁みますって言うてしもた。
そういえば、先週の治療の時、かなり削ってはったけど全く痛くないから楽勝、楽勝って思ってたんやった。
神経がないんやったらそら痛くないわ。
ガッテン。ガッテン。
・・・・なんて思っていたらまた笑えてきた。
歯医者さんの治療中に笑いがくるのもかなりキツい。

今日は参った。











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