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Colabo問題:記者会見の裏読み

◉一般社団法人Colaboの仁藤夢乃代表が、補助金の申請はせず寄付金で活動を継続すると記者会見を開いたのですが。断念も何も、前から補助金が貰えないと呟いていて、自主的な「断念」というニュアンスとは違っていますね。そもその、なぜこんな記者会見を開いたのか。そこから、いろいろと裏読みできる情報が満載だったので、個人的な邪推を書いてみます。あくまでも邪推ですので、内容の当否は各人が自己責任で判断してくださいませ。

【Colaboの支援活動、寄付金で継続 都への補助金申請を断念】毎日新聞

 一般社団法人「Colabo(コラボ)」は1日、虐待や性暴力を受けて家に居場所がない少女らを支援する活動について、寄付金で継続すると発表した。これまで、公的な事業として展開していたが、東京都による新事業の枠組みでは、「安心した支援につながらない」として、補助金の申請を断念したという。

 公的機関につながりにくいとされる少女らの支援は行政と民間団体が協力して取り組む。コラボの活動は2018~22年度、都の委託事業となっており、各年度約1000万~4600万円が計上されていた。

ヘッダーは一般社団法人Colaboの公式サイトより、スクリーンショットです。

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■記者会見から邪推した点■

そもそも、この撤退と寄付金でというのは、既定の路線で、わざわざ記者会見をする必要があったのか? 邪推すれば、こうやって元法政大学の元総長を同席させ、東京都庁で記者会見することの意味は、3つあると思うのです。まず、こうやって記者会見することで、お仲間の左派マスコミが広告料無料で寄付を求めていることを、宣伝してくれます。代表者も明らかでないPENLIGHTが記者会見したら、朝日・毎日・東京新聞などがすぐに呼応し、大々的に取り上げたのと一緒です。その正体が一般社団法人希望のたね関係者だと、マスコミは最初から知っていた疑いがあるのと同じですね。

次にマスコミという権威付けに加え、法政大学学長という権威付け、東京都庁という権威付け。これでネットに縁遠い老人たちには訴求します。でもこれ、裏読みすれば議員会館はもう借りれない or 議員会館をまた使うのはマズいという判断が働いたということでしょう。つまり東京都は、補助金は打ち切ったけれど、あくまでも一般社団法人Colaboをかばうというアピールにも思えます。これで3つ。東京都の意志なのか、小池百合子都知事なのか、都民ファーストの会なのか、あるいはもっと別の政党も呉越同舟なのかは、今後の動きで見えるでしょう。

46万人もフォロワーがいながら、毎日新聞の拡散力も閲覧数1万もいかず、旧メディアの影響力が落ちたなと実感しますね。しかも、執筆時点でイイネを押しているのが、わずか11人。 これでは寄付金も、紙の新聞読む老人層しか出さないだろうなと、容易に推測できます。たぶん、ネット中心に募った寄付金が、あまり集まらなかったのでしょうね。半年建っても、寄付の額を公表できないのですから。なので、この記者会見の目的は、全学連・全共闘世代の老人ではないかと、邪推できます。

■産経新聞との記事の比較■

この記事、いちおう署名記事なのですが、デジタル報道グループとなっていて、毎日新聞記者個人の名前がありません。複数人の取材でも、3人ぐらいまでなら、併記するのが一般的です。ここからわかることは、毎日新聞は取材した記者の個人名を出したくないか、あるいは 3人以上の大取材団を結成して、この記者会見を取材したということでしょう。どっちかな〜? さらにこのColaboの記者会見、産経新聞の記事と比較すると、とても興味深いです。

【補助金受けず女性支援継続へ Colabo「個人情報守れない」】産経新聞

(前略)
 仁藤代表は「申請しないと資金面は苦しいが、氏名や住所、置かれている状況を都に情報提供すると言ったら誰も相談に来なくなる」とし、都に要綱の変更を求めた。

 都の担当者は、取材に「事業者との連携を強化する上で情報共有する必要があるが、当事者の意向にかかわらず開示させるわけではない」と説明している。

https://www.sankei.com/article/20230601-2IJOOOELMRIRLBDGDKTUEPBUV4/

都に要項の変更を求めた……ってこれ、毎日新聞は報じていませんね。なぜ報じなかったのか? 真意は分かりませんが、これを報じると仁藤夢乃代表と一般社団法人Colaboのの傲慢不遜さが、浮き立ちますね。逆に言えば、一般社団法人Colaboは今の今まで、これらの情報を戸に共有していなかったということです。「名前は出せませんし存在を証明もできませんが、100人の女性を救いました!」で都民の血税が何千万円も、この団体に流されていたことを、間接的に白状しているんですよね。個人情報を一般に開示するわけでもないんですから、情報共有は何の問題もありません。

■不正をチェックできない■

各年度約1000万~4600万円が計上。こういうのって、1億円を超える巨額でないと、なかなか監査も入らないので。国税局が、脱税で挙げるなら額が大きいパチンコ屋など億単位の脱税を摘発したり、あるいは額は実刑は食らわないレベルだが見せしめになる芸能人を狙い、5000万円以下の例が多いのに、似ていますね。東京都はちょっとした国以上に巨大な予算を持ってるので、結果的に額も大きくなってしまい発覚しましたが。地方では100万とか200万とかを、チューチューしている団体は多そうな気がしますね。

 1日に東京都庁で開いた記者会見で、コラボの仁藤夢乃代表は補助金の交付申請をしなかった理由について「SOSを出しても大人に助けてもらえなかったり、虐待を相談したら親に伝わってさらにひどい目に遭ったりなどして行政に不信感を抱く少女は多い。都への情報開示に同意を求めた支援は成り立たない」と説明した。

同上

この言い訳もおかしくて、こういう意見もありますので、紹介しておきますね。

つまり、仁藤夢乃代表が求めているのは、不正をチェックできない体制にしろって、話です。そもそもこの事業、成果や達成目標がない事業で、自己申告でもらいたい放題という、非常の問題のある事業です。なので、Colaboに金を渡しても、ホストに入れあげて立ちんぼをやってう女性を、助長するだけではないかという指摘もあります。事実、仁藤夢乃代表がアップした過去の写真には、どう見ても困窮しているようには見えない女性が、紙袋を何個も持ち帰ってる様子が知られています。あんな雑なことをやっておきながら、個人情報が~とか、矛盾していますね。

■最初からいらんかった?■

さらに問題は、この点。今まで、各年度約1000万~4600万円が計上されてたのがなくなり、さらに民間の助成金も打ち切られたのが指摘されていますが。それだけ資金が減ったのに、今までとたいして変わらない月2回程度開催回数ってのが。純真な方なら、無理して身銭を切ってやってるんだなと思うのでしょうけれど。自分などは「最初から約1000万~4600万円もいらなかったんじゃねぇの?」と邪推してしまうわけです。慌てて「資金不足で今月は1回しか開催できませんでした!」とかいい出しそうですけどね。

 コラボの支援活動は、22年12月から妨害行為が相次いだことなどから23年4月、従来の新宿区役所前から約600メートル離れた民間施設の屋上に実施場所を移した。活動資金は寄付金で賄い、月2回程度、10代の女性らに食品や衣類、生活必需品などを提供し、相談に乗る活動を続けるという。

同上

だいたい、基本毎週やると言いながら月3回ぐらいしかバスカフェを開催しないのは昔からで、そのくせ都からはなぜか予算増額増額で、約1000万が4600万円に跳ね上がったわけです。それで、資金不足が解消され、毎週開催に鳴ったなら、整合性もとれますが。それさえ出来ていないんですよ。もう昔から、矛盾しまくり。ここから邪推するなら、今後1年ぐらいは開催して、適当なところで「誹謗中傷のせいで補助金も貰えず、持ち出しでやってきたがもう限界、解散します」と逃亡する可能性だって、あるでしょうね。暇空茜氏との裁判の、展開を見つつ。邪推ですよ、あくまでも。今後10年続くかもしれませんし。

どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ

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