立憲民主党と統一教会のズブズブ
◉岸田総理大臣と日韓トンネルの関係について、文春が報じています。福岡と壱岐対馬と釜山をつなぐ日韓トンネルに、統一教会系団体が昔から絡んでいるのは事実ですが、そういう穢れの意識みたいなもので悪認定しても、ブーメランになるだけ。記事を読むと、熊本の岸田総理の後援会の会長が、頼まれて深く考えずに引き受けただけで、こういうことを言い出すと、いろんな人間に飛び火してブーメランになるだけ。事実、立憲民主党にはブーメランがグサグサと。
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、おなじみのメイプル楓さんのいらすとです。
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■日韓トンネルという愚策■
元宮崎県知事で、再度の出馬を宣言した東国原英夫氏も、なぜか日韓トンネルを推しているようですが。自分は、日韓トンネルは経済的にも全く意味がないし、それよりは東九州新幹線や四国新幹線を優先すべきと、何度も言っています。実際、長大な海底トンネルを掘ることを考えれば、壱岐から対馬・津島から釜山への距離よりも、だいたい14キロほどの豊予海峡のほうが、遥かに簡単ですから。本州と北海道を結ぶ青函トンネルが延長53.85キロですからね。現在の技術でも豊予トンネル開通は十分可能です。
いっぽう、対馬から福岡まで140キロほどもあり、対馬と壱岐の間の距離はほぼ半分の70キロほどです。こちらも、できないことはないでしょうけれど、それでどれほどのメリットがあるやら。でも、大事業で大きな利権が動くので、とりあえず唾つけておこうという政治家は多いでしょう。しかし、例えば東九州新幹線をまず大分まで通し、大分と愛媛をつなぐ。新大阪から和歌山を経由して四国とつなぐ。そして、四国縦断の新幹線を通す。こっちのほうがはるかに日本国民へのメリットが大きいでしょう。
■立憲民主党にブーメラン■
んで、さっそくブーメランが。あらあらあらら。酷いもんですね。立憲民主党と統一教会のズブズブの関係(笑)が、次々と明らかに。日韓トンネルで危機として岸田総理たたきをしていた人、ご愁傷さまでした。大きな土木利権が絡むのですから、政治家が食らいついていくのは、保守系も革新系も関係ないでしょう。それを、世界日報に寄稿したとか取材を受けたで叩いていたら、それこそこうやってブーメランが飛んでくるのは当たり前。というか、どうすんのこれという感じ。
そもそも村山富市内閣のときに、統一教会は反社会勢力ではないと、閣議決定が出ています。まるで存在自体を穢れのように扱うのは、それこそ憲法が禁じている信教の自由への弾圧に、なってしまいます。統一教会が法に触れる部分は粛々と裁判で決着をつければいいのであって、信教の自由まで踏み込むと、それは共産主義思想にまで弾圧の網がかかりますよ、と。統一教会の違法行為で弁護士らが取り上げるのが、古い裁判の事例なのでお察しですが。
■ほんで、処分はするの?■
さて、ネットでの立憲民主党議員と統一教会や関連団体との関係に対する指摘の多さに抗しきれず、慌てて関与のあった議員を調査したんですが。立憲民主党自体の調査では、14人が関与したと。んで、それは処分に値するのかどうか、あるならどういう処分にすべきなのか? ないならどういう理屈でそうなるのか、説明責任がありますよね? CLP問題やブルージャパン疑惑では、ろくすっぽ説明責任を果たしませんでしたが。泉代表、この一事を以て自民党批判につなげようとしてツイートして、かえって立憲民主党シンパからも批判される始末。
だいたい、世界日報のインタビューを受ける、それの何が悪いのか? むしろ、敵地に乗り込んで自分の意見を堂々と開陳する、政治家としてむしろ必要な資質。広義のしばき隊界隈のように、党派性丸出しでちょっとでも関わったら敵だとか、それってもうエンガチョの思想。同和差別の根本にある、穢れの思想ですよね? 本当にバカバカしいです。統一教会側も、マスコミとの関係を暴露すると宣言しましたから、この馬鹿騒ぎもマスコミはフェイドアウトしていくでしょうね。そうやって、刑法に触れるカルトの問題は、不可視化されるわけで。
■共産主義思想は宗教です■
自分個人は、統一教会にいい印象はないです。日本に対する韓国文化を背景に逆恨みやら、贖罪意識を押し付ける姿勢は受け入れられませんが、極端な話「日本人は全員韓国人の奴隷にすべきだ」って教義の宗教でも、法を侵さない限りは信仰の自由なんです。そこの切り分けができておらず、自分は理知的なつもりで汚れの思想や言霊信仰で思考してるリベラルが、本当に多いです。統一教会が直接的な殺人を犯したことはないですが、枝野氏と関係が深い革マルのほうが、何人殺していますかって話です。
そもそも、共産主義思想は思想ではなく、宗教です。それこそ統一教会と同じ、ユダヤ・キリスト教系カルトとして最大にして最凶の存在が共産主義です。世界で何千万人、いやひょっとしたら累計で億に届く数を直接・間接的に殺し、あるいは死に追いやっています。毛沢東にスターリン、ポル・ポトに金日成。アジアやアフリカの共産ゲリラが、今も少年兵に敵を殺させています。こういう、根本的な批判がないままに、全共闘世代の老人たちの自己肯定に、若者が付き合わされる理由はないです。
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