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対馬盗難仏像問題

◉この問題もけっきょく、「韓国は国際条約を遵守しなさい」で終わりの話なんですよね。それは、慰安婦問題での日韓合意を反故にしたり、いわゆるカッコ付きの『徴用工』問題での態度も同じ。それではとても先進国の態度ではないですし、G8入りとか夢のまた夢でしょうに。日本になら何をやってもいいという態度が、こういう部分に現れているのでしょうけれど。それこそ、李氏朝鮮時代の封建主義的な考え。徳治という名の人治、なんですけどねぇ……。

【盗難仏像を求め渡韓、対馬の住職が法廷に 韓国の寺「倭寇略奪」主張】朝日新聞

 長崎県対馬市の観音寺から盗み出され、韓国へ持ち込まれた仏像の所有権をめぐる訴訟の控訴審の口頭弁論が15日、韓国の大田(テジョン)高裁で開かれた。観音寺の田中節竜住職(46)が渡韓して出廷し、「一日も早く我々のもとに戻ってくることを祈っている」と早期の返還を訴えた。
 仏像は長崎県の指定有形文化財になっている「観世音菩薩坐像(ぼさつざぞう)」。2012年に盗まれ、13年に盗んだ容疑のある韓国人グループが韓国で検挙された。

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、対馬で検索したら出てきた、海岸の写真です。美しいリアス式海岸ですね。

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■ユネスコの条約を守ろう■

そもそも、ユネスコの〝文化財の不法な輸入、輸出及び所有権移転を禁止し及び防止する手段に関する条約〟が存在し、日本も韓国も批准しているのですから、そこをちゃんと守りなさい、という簡単な話ですよね。それ以前に日韓基本条約で、そのような文化財に関しては、日本と韓国の間の日韓併合時代の文物の所有権の問題も解決済み。善意で返還することはあっても、盗っ人猛々しく所有を主張するとか、論外です。ここらへんは、楽韓Webさんの指摘がもう、真っ当です。

倭寇が強奪しようが、それはもう現代的な価値観で言えばとっくに時効であって、韓国に所有権は欠片もありません。だいたい、当時の半島は李氏朝鮮が高麗王朝を滅ぼじ、高麗王朝で国教だった仏教を大弾圧し、明治の日本で吹き荒れた廃仏毀釈のような動きが盛んだった時代です。今でも、韓国には頭部を破壊された首なし仏像が、残っています。倭寇が強奪しなくても、破壊されれていたでしょうし、そういう弾圧と破壊を恐れて、日本に避難させた・流出した可能性も高いでしょうね。

■日本人の素朴な信仰■

先日も書いたように、れいわ新撰組の不謹慎ジョークが問題視されましたが、日本人は言霊信仰を持っています。そういう呪術的な世界に生きていますから、同時に祟りや神罰や仏罰を、なんとなぁ~く信じてる部分があるんですよね。だから、信仰の対象である仏像を、日本へのイヤガラセのために利用する韓国の言動は〝罰当たり〟そのもので、嫌悪感も大きいんです。そういう祟りや仏罰を恐れず盗む韓国の窃盗団と、韓国司法は同じメンタリティなのでしょう。

百歩譲ってもし盗品だとして、祟りや仏罰を今以上に信じてた室町時代の日本人が、んなもん喜んで引き取るか? 仏罰が怖くて引き取らんですよね。少なくとも、お寺側は善意の第三者として譲り受け、それを日本に安置し、信仰の対象としてきたわけで。現代の法律でも、美術品の盗難事件に巻き込まれた善意の第三者は、犯罪者扱いはできないわけで。それを、確たる証拠もなく日本人が最初に盗んだと言い募る。そりゃあ、嫌悪感を持つなという方が無理でしょう。

■いいから先ず返還せよ■

日本でも、明治時代に廃仏毀釈の嵐が吹き荒れましたが、その後は悔いて、修復したり復元したりの活動は、各地でありました。そもそも、廃仏毀釈の動きがなかった地域も多いですしね。日本人の仏教徒だと、信仰心が薄い自分でも、韓国の首なし石仏とか見ると、胸が痛みますが。半島では気にもされず、野晒しにされたわけで。日韓併合前の、そのような仏像や寺院、石塔などの荒れっぷりは、写真に残されていますからね。そして、そういう文化財保護や復元に、朝鮮総督府や日本人が尽力したわけで。

半島でどれほど仏教が弾圧されたかと言えば、僧侶は賤民として扱われ、首都ソウルに入ることも許されなかったわけで。そんな時代が500年ほども続いた間、日本ではずっと信仰の対象として、この仏像は対馬の人たちの、信仰の対象になっているわけですから。盗人猛々しい真似はやめて即刻返還し、その上で日本の善意で返還なり貸出をお願いするなら、まだしも。文在寅政権におもねっての、不当判決を出した裁判所ですが。また、新政権におもねりますか? そういう態度は、国際的に信頼されませんけどね。

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