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明石市長が政界引退
◉兵庫県明石市の泉房穂市長が、暴言を理由に今季限りでの引退を表明しました。もともと、暴言や問題発言が多い市長でしたが、TwitterやFacebookを見る限りでは、その引退を惜しむ声が多いですね。いうても播州、荒っぽい土地柄ですしね。少子化対策などで、一定の成果を出しましたし。ひとつ前のnoteで、エネルギーを使い切ったので。こちらはさらっと言及する程度に留めておきます。
【泉房穂・明石市長が任期限りでの引退表明 暴言問題「責任とりたい」】朝日新聞
兵庫県明石市の泉房穂市長(59)は12日、市長への問責決議案に賛成する会派の市議2人に「選挙で落としてやる」などと発言をした問題を受けて、今期限りで引退する考えを表明した。任期は来年4月30日。
泉市長は「心よりおわび申し上げたい。おわびですませられることではないと理解している。暴言の責任をとり、政治家を引退したい。あらゆる選挙に立候補せず、ちがう形で活動したい」と述べた。
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、明石海峡大橋の写真です。奥行き感と荘厳さがあって、素晴らし風景ですね。
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自分にはこの明石市長、本質的には日本維新の会の手法と、同じに思えるんですけどね。こっちの予算を削って、大向こう受けするような政策に回す。選択と集中自体は全否定しませんが、その削った予算自体は巡り巡って、別の歪みを起こさないか? 評判が良い少子化対策・子育て支援にしても、若い世代は確かに手厚い援助のある明石市に移り住んできていますし、人口が増えたのも事実のようですが。
一方で、子育てが終わった世代は住みやすい神戸市に転居しているというデータもあるようです。老人が神戸市に出て行ってくれるなら、むしろ都合がいいのかもしれませんが。でもそれって、いわば明石市の一国平和主義みたいなものではないのですか? 朝日新聞の編集委員会論説委員が、都市のインフラに背乗りしているだけなのに、私はこんなにエコなライフをエンジョイしています、なんて自慢するのと一緒で。
都市のインフラ整備や災害対策とか、長いスパンでやるべきものですからね。自分の在任期間に100年に1度や1000年に一度の大災害は来ないという、賭けに勝ったという意味では強運は持っている人物だったかもしれませんが。次の市長になった時、それが起きたとしたら責任を問われるのは、先代の市長ではないですからね。泉明石市長がやった事の成否は、10年20年の長いスパンで評価すべきことのように思えます。
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